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機構解析と構造解析の連成シミュレーションの例題(構造:Explicit対応)
下記で、MotionSolveとOptiStructの非線形過渡応答解析を連成させた例題を公開しました。 従来バージョンでは、OptiStruct/Implicitとの連成のみサポートされていましたが、Altair Simulation 2024より、OptiStruct/Explicitとの連成がサポートされ、非線形性が高く収束性の困難な問題に対し、計算が安定・高速化されます。 車両と燃料タンクの例題をOptiStruct/Explicit用に更新しました。 PDFの設定手順書とモデルデータをダウンロードしてご利用ください。 Altair Simulation 2024以上が必要です。 使用ソフト: マルチボディシステムシミュレーション|…
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Radioss で 「 ELEMENT(S) DEFINED IN NON EXISTING PART ID 」が出る理由と対処方
始めに Radioss のスターターで次のようなエラーが出るときがあります。 ERROR ID : 402 ** ERROR IN ELEMENT PART DEFINITION DESCRIPTION : 1 PART(S) REFERENCED BY ELEMENTS DO(ES) NOT EXIST. THIS MAY CAUSE OTHER ERROR MESSAGES IN THE MODEL /SHELL/1 ELEMENT(S) DEFINED IN NON EXISTING PART ID 1 原因と回避方法をお伝えします。 エラーの出るモデル例 model01_0000.rad エラーの原因 Radioss…
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表示するジョブをソートするqselectについて。
この文章ではqselectの使用例をご紹介します。 qselectでは使用しているCPU、ユーザー、ジョブステータスなどを指定して表示することができます。 ただしqselectのみの使用ではjobIDのみ表示されます。 qstatやqdelとの併用が可能です。 qselectオプション例 -t <.OP.date-time> 特定の時刻、範囲 -l <resourcelist.OP.value> ジョブのリソースが指定範囲 -N <name> ジョブ名 -s <job states> ジョブステータス (R, Q, S, H, 他) -u <user_name> 特定のユーザ -x ジョブのステータスに関わらず、すべてのジョブ…
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how to confirm total calculation time
I'd like to compere the total calculations time depending on number of cores. But I can't find the total calculations time after the simulation is finished. Where can I find it?
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How can I resolve "Relative repository locations error" of Altair AI-studio
Let me know how can I resolve this error. When executing a process from AI Studio, there are no issues, but when starting the same process using a batch file from Hyperstudy, a repository error occurs while loading the relevant models in the process. ↓ Detailed error message is here. SEVERE: Process failed: Cannot resolve…
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新GUI版 HyperMesh のご使用にあたって
HyperMeshは、Ver.2022.3を最後に旧GUI版が廃止となり、完全に新GUI版へ移行しました。 このページでは、新GUI版のご使用にあたって皆様のお役に立つ情報を集めました。 ◆全般 新しいHyperMeshの手触りの良さを説明します https://community.altair.com/csm?id=kb_article&sysparm_article=KB0124505 AIアシスタント:Altair Copilotについて https://community.altair.com/csm?id=kb_article&sysparm_article=KB0125212 背景色の変更…
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AIアシスタント:Altair Copilotについて
Ver.2024.1から AIアシスタントの Altair Copilot (β) が搭載されました。 下記のような特徴があります。 ・オンラインヘルプやAltair Oneのナレッジベース等から学習して質問に回答します。 ・Altair管理のドキュメントに学習対象を絞ることでハルシネーション*を抑制します。 ・複数の言語に対応しています。 ・スクリプトの作成も可能です。 *AIが間違った情報を作り出してしまう現象
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Replicate機能による形状コピー
Replicate機能を使用すると、形状を簡単にコピーすることができます。 移動先で自動的にリメッシュを行い、プロパティや板厚などの関連情報も保持されます。
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弾塑性材料のくびれの発生するタイミングは?くびれない弾塑性材料を作れる?
始めに 本記事では、弾塑性材料のくびれが発生するタイミングがいつなのかを示し、くびれの起きない弾塑性材料がつくれるのかどうかを示します。 弾塑性材料のくびれが発生するタイミング くびれは、公称応力 σn, 公称ひずみ εn を用いると、次のタイミングで起きます。要は引っ張っても負荷が増えないので、そのままどこまでも伸びてしまう状態になった時です。全体がきれいに伸びてもよさそうですが、実験にせよ、シミュレーションにせよ、かならずばらつきや形状の影響というのは出てくるので、実際には、一か所だけくびれてしまうということになります。 (式1) こちらの記事も参考にしていただければと思います。…
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Radioss の /MAT/LAW92 ゴム材料を 1要素モデルで説明します。
始めに 大きなひずみの領域までの再現性が良い (*1) として人気の Arruda-Boyce 超弾性材料の簡単な使い方を説明します。単軸引張試験の応力ーひずみカーブを入力できるので、使い勝手が良いです。参考として 1 要素モデルも作りました。 *1) ゴム材 料 の力 学特 性 同定 とFEM解 析 へ の利 用, 飯 塚 博氏・ 山 下 義 裕氏 https://www.jstage.jst.go.jp/article/gomu1944/77/9/77_9_306/_pdf 簡単な使い方の説明と 1要素モデル 1要素の単軸引張モデルはこちら: model01.7z リファレンスはこちらです。…
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Radioss: 検証モデルで時間ステップが大きすぎるときは /DTIX で上限を決めることができます。
始めに 1要素モデルや、剛体しかない検証モデルの場合、タイムステップが大きすぎて、出力があらすぎたり、必要な出力が得られないことがあります。そのようなときは /DTIX で時間ステップの上限を決めると便利です。 使い方 https://2024.help.altair.com/2024/hwsolvers/ja_jp/rad/topics/solvers/rad/dtix_engine_r.htm 今回は時間増分が大きすぎることが問題ですので、ΔTini は適当に 1e-30 とでもしておけば大丈夫です。ΔTmax を千サイクルとか一万サイクルとかになるように、調整してみてください。…
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Radioss フォーム材料 /MAT/LAW70 の一番簡単な設定方法
始めに /MAT/LAW70 は、応力ーひずみ線図をカーブ /FUNCT で指定するタイプの、設定がしやすい、フォーム材用の超弾性材料です。 https://2024.help.altair.com/2024/hwsolvers/ja_jp/rad/topics/solvers/rad/mat_law70_foam_tab_starter_r.htm いろいろな設定がありますが、本記事では、一番簡単な基本の設定の仕方をお伝えします。 最小限の設定必須項目と設定例 このように、ほぼ潰し切る 1要素モデルを用意してみました。 ダウンロード: model01.7z 最低限必要となる項目は、次の 7項目です。 ρ は初期密度、ν…
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Radioss の FVM エアバッグ /FVMBAG2 を利用した一番簡単なエアバッグ設定方法
始めに Radioss には、流体解析と連成するタイプの FVM エアバッグという機能があります。 https://community.altair.com/community/ja/?id=kb_article_view&sysparm_article=KB0121407 カードが2種類あるのですが、一番シンプルである /FVMBAG2 を用いて、簡単な設定方法を示します。 エアバッグに必要な3個の機能は、 * 気体の質量を一定に保つ袋としての機能 * インジェクタで、気体を送り込む機能 * ベントで、気体を抜く機能…
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Request for Assistance with Feko Simulation Errors: ERROR 33052 & ERROR 39518
I am encountering issues while running simulations for dipole antennas at 100 MHz using Feko, and I would appreciate your assistance in resolving them. 1. Basic Cylinder Dipole Antenna The 100 MHz calculation for this antenna is performed using MLFMM (Multilevel Fast Multipole Method) to reduce computation time. However,…
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Inquiry Regarding Impedance Calculation for Dipole Antenna Model
I am experiencing difficulties calculating the impedance across frequencies for a 50 cm dipole antenna model, which is covered with pure water and PVC. Despite attempting to modify the radius and mesh size of the model, I have been unable to resolve the issue. Additionally, the following error messages appear: The…
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エラー:GlobalZoneAP
お世話になっております。 これまでHyperMesh2022をバッチプログラムで動かしていました。 最近作業用のPCが更新され、OSもWindows10から11になったのですが、これまでと同じように作業すると下記のエラーにより動作しません...。 (Err: -10) While checking out feature "GlobalZoneAP": Not enough features available (Only 0 features available.) 上記の問題により業務作業が中断しているため、至急対処法を教えて頂けますようお願い致します。 以上。
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SimLabで定型解析業務を効率良く実施するためのテンプレート機能のご紹介
お客様から、下記のようなお話を良くお聞きします。部品形状が少し異なるものを再度解析する、と言うお話です。 * 全ての製品で実施が決められている解析があり、毎モデル同じ解析をする。 * 試作ステージごとに形状変更があった部品に対して、形状変更前と同じ解析を実施する。 これらの定型的な解析を効率良く実施するための機能の一つにテンプレート機能がございます。いろいろな設定を覚えておき、新しい形状のモデルに対してその設定を割り当て直すようなイメージの機能になります。SimLab learning centerにこの機能を紹介する動画が見つからなかったので作成しました。是非お試し頂ければと思います。…
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Radioss の力による荷重条件 /CLOAD の簡単な例
始めに 本記事では、力荷重 /CLOAD の最低限の使い方の説明と、例題モデルを一つお伝えします。 /CLOAD の使い方 ヘルプはこちらです。 https://2024.help.altair.com/2024/hwsolvers/ja_jp/rad/topics/solvers/rad/cload_starter_r.htm Radioss の入門の演習書では、強制変位 /IMPDISP を扱っているので、こちらを使ったことがある方であれば、なんとなく使い方は想像つくかとおもいます。 https://learn.altair.com/course/view.php?id=699 (要ログイン。初回アクセス時に "enroll me"…
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Hyperviewでのコンポーネント表示について
お世話になっております。 Hyperviewでの要素の表示についてご教授ください。 hyperviewを使用し、要素を表示する際、要素が透けてしまうのですが、どうしたらよろしいでしょうか。 このように下の床のエッジラインが見えてしまいます。 外のエッジラインのみ表示させ、コンポーネントを透けさせないようにしたいです。 詳しくは、HyperMeshで表示したときの感じと同じにしたいです。 ご教授よろしくお願いいたします。
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異なるコンポーネント間の境界において、メッシュの節点と要素を共有させたい
画像は、二つのコンポーネントの境界部分の断面を示しています。しかし、二つは重なっており、メッシュの節点や要素が共有されていません。 これを、境界面で節点や要素を共有させることは可能でしょうか。 よろしくお願いいたします。
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Radioss: /MAT/LAW19 と /PROP/TYPE9 でできる、最も単純な布の表現
始めに 本記事では、布用の線形材料 /MAT/FABRI と幕要素特性に使える /PROP/SH_ORTH を使って表現することができるやり方の中で、最も単純なモデルの作り方を紹介します。 まず、布というと引張には強いけど、圧縮には抵抗力を持たないというイメージがありますが、材料の段階では、そういう材料を与えません。冒頭にも書きましたが、線形材料を使います。そのままだと、圧縮にも抵抗力を持ってしまうので、幕要素特性という、曲げの剛性を持たない要素特性の与え方を行います。…
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SimLab 操作画面のフォントサイズ変更
操作メニューのフォントサイズ変更が可能であれば変更設定方法を教えて下さい。 デフォルト設定では小さすぎて見難いです。
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OptiStruct のMATMDS と積層シェル要素の1要素例題モデル
始めに 本記事では、OptiStruct 向け MultiScale Designer 材料 MATMDS を積層シェル要素に適用した 1要素モデルを示します。 1要素例題モデル 例題モデルのダウンロードはこちら matmds_1elem_example.7z 動作確認、作業にはバージョン 2024.1 を利用しています。 OptiStruct モデルの説明 作業の順番的には MultiScale Designer が先なのですが、MultiScale Designer は GUI 的になんとなく雰囲気で使うことができる可能性が高いので、最初に OptiStruct…
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シェル要素の板厚方向の積分点での応力値を、履歴グラフ T01 に出力する方法
始めに 本記事は、シェル要素の厚み方向の積分点の応力値を、履歴グラフ T01 に出力する方法を示します。 説明 使用するカードは四角形シェルの場合は /TH/SHEL、三角形の場合は /TH/SH3N です。 https://2024.help.altair.com/2024/hwsolvers/ja_jp/rad/topics/solvers/rad/th_shel_starter_r.htm https://2024.help.altair.com/2024/hwsolvers/ja_jp/rad/topics/solvers/rad/th_sh3n_starter_r.htm 慣習的に /TH は出力要求として DEF…
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MultiScale Designer 2024.1 操作デモ動画
始めに v2024.1 から GUI ががらっと変わって戸惑ってしまっている方向けに、操作動画を作りました。 変更の概要については下記の記事を https://community.altair.com/community/ja?id=kb_article_view&sysparm_article=KB0125159 計算結果が出ないという不具合と回避方法については次の記事を参照してください。 https://community.altair.com/community/ja?id=kb_article_view&sysparm_article=KB0125160 デモ動画 動画ファイル .mp4 のダウンロード:…