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Radioss 計算途中でマススケーリングの追加質量を減らす
落下解析などで、ボルトのプリテンションや防水パッキンのゴムを潰してから落下、などと言う状況が良くあります。その場合、ボルトの締め付けなどの準静的な解析ではマススケーリングを大きくし、計算時間を短縮させ、落下などの質量増加が結果に影響の大きい解析ではマススケーリングを控えめに適用したい、と言ったご要望を頂くことがございます。 実は、以前はそのようなことが出来なかったのですが、近年のversionから/MASS/RESETと言う機能が実装され、ご要望を実現することが可能です。 /MASS/RESET 簡単なモデルで確認しました。適当なモデルで最初にボルトを締め付け、その後落下させます。 その時のエンジンファイルの設定は下記です。…
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AI Studio cheat sheet_時系列データ編
AI Studioには、時系列データを効率よく処理するための様々なオペレーターが備わっています。 これらのオペレーターを用いると以下のような処理(一例)をコーディングなしで実施できます。 自己相関/自己共分散 微分 ステップの等間隔化 時間ステップの等間隔化 スムージング フーリエ変換(FFT) ピーク検出 ラグ関数 積分 対数変換 移動平均 標準化 欠損値埋め ピーク検出(Z-Score) 基本統計量集計 最頻値集計 ピーク集計 多項式近似係数集計 ウインドウ処理 ウインドウ処理(サンプリングのみ) ※詳細は添付のpdfでご確認ください。
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組織全体で活⽤するための 分析プラットフォーム ーRapidMiner導⼊のポイントー
多くの企業はデータを⼗分に収集することができており、データに溺れている企業もあります。 これまで以上に速く、⼤量に、そしてより多くのフォーマットで収集されています。理論的に は、より多くの情報はより良い意思決定ができるようになるはずです。 しかしながら、現実はそれほど単純ではありません。データ収集のスピードと量が増えるにつ れて、⼈間はそれに基づいて処理して決定を下すことが難しくなり、データ蓄積フォーマット のバリエーションが多いため、従来の分析⼿法は⽇ごとに役に⽴たなくなっています。 データサイエンスがこの⼤量のデータ・情報とどのように戦っていくか、その⽅法を提供する…
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SFTPサーバーとの接続
この記事では、AI Studio (旧RapidMiner Studio)とSFTPサーバーとの接続について説明します。本記事は構成は以下の通りで、" AI Studio、AI HubからSFTPサーバーへの読み込み、書き込み"をゴールとして説明します。 1.はじめに 2.Operator Toolboxのインストール 3.SFTPサーバーとの接続 4.SFTPサーバーから読み込み 5.SFTPサーバーへの書き込み 6.AI Hubとの接続 7.おわりに ※詳しい手順は以下のpdfにてご確認ください。
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拡張機能イントロダクション ーMarketPlaceの活⽤ー
AI Studio (旧:RapidMiner Studio)には初期状態でも⾮常に多くのオペレータが収録されていますが、それでも利⽤できない追加機能(RapidMiner Radoopなど)をお探しの場合は、「RapidMiner Marketplace」をご覧ください。パートナーや⼤学などのサードパーティだけでなく、弊社公式でもこのWebアプリケーションを通じて追加のオペレータライブラリをアップロードして共有しています。AI…
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機械学習のための特徴量最適化
特徴量選択を実施することで、機械学習モデルを大幅に改善できます。 本資料では、特徴量選択について 知っておくべきことをすべて概説しています。なぜ特徴量選択が重要なのか、そして特徴量選択がなぜ難しい問題なのかを説明します。また、特徴量選択を行うために使用されているさまざまなアプローチについて実例をもとに詳しく解説します。 なぜ特徴量選択が重要なのか?…
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Snowflakeとの接続
SnowflakeとRapidMinerとの接続についてご説明します。Snowflakeは、企業のデータ活用プロセスをシンプルにするクラウドデータプラットフォームで、多くの企業に活用されています。 本資料では、RapidMiner Studio、AI HubからSnowflakeへの読み込み/書き込み/更新 をするための方法を記載しております。使用するRapidMinerのバージョンによって少し手順が異なるため、Ver10以降とVer9.x以前のバージョンの順でご説明します。Snowflakeからデータを取得し、価値ある知見を得られる一助となれば幸いです。
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【初心者向け】モデル評価指標 ー回帰編ー
機械学習モデルを評価する上で、目的に合わせた評価指標の選択する必要があります。 回帰モデルを評価する際に用いるPerformanceオペレータと代表的な評価指標をご紹介します。RapidMiner 初心者の方はぜひご覧ください。 評価指標にはさまざまな指標が存在するため、意味を理解した上で⽬的に合わせた使い分けが必要です。また、評価指標は⼊⼒データに基づいて計算されるためデータそのものが重要になります。上記の注意点に気をつけて、モデルの評価を⾏なうことが⼤切です。
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プラットフォーム セキュリティ
データを最大限に活用するために、組織でデータを扱う安全なプロセスを確立する必要があります。本資料では、RapidMinerプラットフォームのセキュリティについてご紹介します。セキュリティインフラにより、コンプライアンスを気にする時間を減らし、データから実用的な知見を得る時間を増やすことができます。 組織が強力なデータサイエンスを実行して利益を得るには、データを扱うセキュアなプロセスを構築することが非常に重要です。最も強いプロセスは、ユーザーの認証、アクセスレベルのコントロール、データの保護、データリネージュの理解から成り立っています。…
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RapidMiner 20 Tips
RapidMinerには作業を楽にする様々な機能がありますが、その多くはあまり知られていません。ここでは、便利なRapidMinerのTipsを20個紹介します。 今までドラッグ&ドロップしていたものが、クリック一つで済んだり、同じ作業を繰り返していたものがあっという間に終わったり、そんな裏技みたいな機能ばかりですので、是非ご活用ください。 ※Tips は以下のPDFでご覧ください。
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v2024.1 SimLab ECAD対応
v2024からSimLabでECADを直接読込、3Dモデルとして扱うことができるようになりました。 ヘルプに対応ECADの名前が記載されておりますが、拡張子の情報がありません(v2024.1時点)。 *.x_tがパラソリッドと言うことがわかっても、「*.mcmは対応している?」と言われても恥ずかしながら何のソフトウェアの拡張子なのかわからないので、拡張子含めて対応ECAD(v2024.1時点)の情報を記載させて頂きます。 ◆ODB++(*.tgz; *.tar; *.zip) ◆Altium(*.pcb; *.pcbdoc) ◆IPC-2581 (*.xml; *.cvg) ◆MentorGraphics ●PADS(*.asc)…
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Altair Communityで質問を投稿する方法
2024年11月、Altair Communityはリニューアルされ、新しいプラットフォームへ移行しました。 Altairに関するお問い合わせ方法は、以下の2つから選択できます: Community: Altair Communityに参加するユーザーから回答を募集したり、他のユーザーに回答したりできます。(すべてのユーザーが内容を閲覧可能です) Case: Altair社員にサポートを依頼できます。(保守サポート契約が必要です。投稿内容は投稿者とAltair社員のみ閲覧可能です) 以下の手順でお問い合わせいただけます: Altair Community()にアクセスします。 画面右上に"Sign…
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基礎編「Student Editionによるフォーミュラカーの空力解析手順」
およそ15分の動画で空力解析のプロセスを学びましょう!! この動画で学ぶこと 概要: 180Km/h で走行するフォーミュラカーの各部に発生する抗力や揚力を計算し、流れ場の様子を確認する ● プリ処理: HyperWorks CFD •HyperWorks CFDの初期設定 •形状データの読み込み •対称面による分割と計算領域の作成 •部品ごとの抗力を計算するためのサーフェスグループの作成 •材料(空気)および境界条件の設定 •車両周辺の詳細メッシュ領域の設定 •車両周りメッシュの作成と確認 •AcuSolve計算実行 ●ポスト処理: HyperView 、 HyperWorks CFD…
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機械学習のプロジェクト成功のためのガイド
はじめに 現在、多くの企業で機械学習をはじめとする高度な分析プログラムを開始し、迅速かつ効果的に社内事例に取り組むための方法を模索しています。このホワイトペーパーでは、ビジネス上の問題に対するAI・機械学習ソリューションの理解、取り組み方法、運用を支援することを目的として、過去10年の間に開発してきたアプローチについて説明します。このホワイトペーパーは、機械学習プロジェクトに関する最初の数時間の社内ディスカッションのガイドとして活用できるように作成しています。…
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SimLabの基板モデル化 トレースマッピング
SimLabは2024年前後から急激にECADの読込能力が向上しました。 ただ、例えば基板の熱のそりなどの問題では、微細な配線をそのままモデル化せず、ある程度大きな格子メッシュを作成し、そのメッシュ領域に含まれる各材料が占める体積の割合から加重平均により物性を計算するモデル化が良く使われております。 そのモデル化手法をトレースマッピングと呼ばせて頂いておりますが、SimLabでは非常に簡単な手順でモデルを作成することが可能です。 ご興味ございましたらご確認頂けますと幸いです。
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物理シミュレーションとデータ解析で最適化するデジタルツイン / インダストリアルデジタルツインサミット2024講演資料
現代のモノづくりにおける主な課題には、製品の複雑化や、開発および実環境でのテスト期間と予算の制約がある。また、脱炭素社会の実現に向けて、製品の運用条件を最適化することも急務である。アルテアは、これらの課題を解決するために、物理シミュレーション(CAE)とデータ駆動の統計・機械学習を融合させたデジタルツインプラットフォームを提供している。本講演では、ネットワンシステムズ株式会社との協業によるデジタルツインの実践と、同社のInnovation Showcaseで展示されるロボットアームへの適用事例を取り上げ、その成果と可能性について紹介する。 インダストリアルデジタルツインサミット 2024 2024年8月2日(金)9:30~18:00…
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Radiossで内部エネルギーや運動エネルギーをから落下解析を途中で停止する方法
Radiossなど陽解法ソルバーの落下解析では、落下後何秒間計算を継続させるか設定する必要がございます。安全を見て長めの時間を設定すると、計算時間も長くなってしまうので、無駄なく適切なところで計算を終了させたいと言うお声を頂くことがございます。 そんなご要望に応えられるかもしれない機能の1つとして、エネルギセンサーがございます。 /SENSOR/ENERGY スターターファイル(*_0000.rad)に記入するエネルギー関連センサー。 /STOP/LSENSOR エンジンファイル(*_0001.rad)に記入。センサがアクティブになったら計算を停止。 (センサーは、エネルギー関連以外でもいろいろございます。)…
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無償学生版 Altair Student Edition のインストール~アクティベート、日本語表示設定手順
無償学生版 Altair Student Edition 、利用開始までの4ステップと日本語表示設定を解説します。 Student Editionの利用開始プロセスが、新しくAltair One経由となりました。 Altair One は、すべてのソフトウェアダウンロード、Altair Community、学習リソース、サポートなどを一か所に集約した、効率的なユーザーポータルです。 この動画では、Altair Oneへの登録、ダウンロード、インストール、アクティベートまでを順に解説します。 無償ソフトウェア:https://web.altair.com/ja/altair-student-edition…
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機構解析と構造解析の連成シミュレーションの例題(構造:Explicit対応)
下記で、MotionSolveとOptiStructの非線形過渡応答解析を連成させた例題を公開しました。 従来バージョンでは、OptiStruct/Implicitとの連成のみサポートされていましたが、Altair Simulation 2024より、OptiStruct/Explicitとの連成がサポートされ、非線形性が高く収束性の困難な問題に対し、計算が安定・高速化されます。 車両と燃料タンクの例題をOptiStruct/Explicit用に更新しました。 PDFの設定手順書とモデルデータをダウンロードしてご利用ください。 Altair Simulation 2024以上が必要です。 使用ソフト: マルチボディシステムシミュレーション|…
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Radioss で 「 ELEMENT(S) DEFINED IN NON EXISTING PART ID 」が出る理由と対処方
始めに Radioss のスターターで次のようなエラーが出るときがあります。 ERROR ID : 402 ** ERROR IN ELEMENT PART DEFINITION DESCRIPTION : 1 PART(S) REFERENCED BY ELEMENTS DO(ES) NOT EXIST. THIS MAY CAUSE OTHER ERROR MESSAGES IN THE MODEL /SHELL/1 ELEMENT(S) DEFINED IN NON EXISTING PART ID 1 原因と回避方法をお伝えします。 エラーの出るモデル例 model01_0000.rad エラーの原因 Radioss…
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表示するジョブをソートするqselectについて。
この文章ではqselectの使用例をご紹介します。 qselectでは使用しているCPU、ユーザー、ジョブステータスなどを指定して表示することができます。 ただしqselectのみの使用ではjobIDのみ表示されます。 qstatやqdelとの併用が可能です。 qselectオプション例 -t <.OP.date-time> 特定の時刻、範囲 -l <resourcelist.OP.value> ジョブのリソースが指定範囲 -N <name> ジョブ名 -s <job states> ジョブステータス (R, Q, S, H, 他) -u <user_name> 特定のユーザ -x ジョブのステータスに関わらず、すべてのジョブ…
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how to confirm total calculation time
I'd like to compere the total calculations time depending on number of cores. But I can't find the total calculations time after the simulation is finished. Where can I find it?
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How can I resolve "Relative repository locations error" of Altair AI-studio
Let me know how can I resolve this error. When executing a process from AI Studio, there are no issues, but when starting the same process using a batch file from Hyperstudy, a repository error occurs while loading the relevant models in the process. ↓ Detailed error message is here. SEVERE: Process failed: Cannot resolve…
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新GUI版 HyperMesh のご使用にあたって
HyperMeshは、Ver.2022.3を最後に旧GUI版が廃止となり、完全に新GUI版へ移行しました。 このページでは、新GUI版のご使用にあたって皆様のお役に立つ情報を集めました。 ◆全般 新しいHyperMeshの手触りの良さを説明します https://community.altair.com/csm?id=kb_article&sysparm_article=KB0124505 AIアシスタント:Altair Copilotについて https://community.altair.com/csm?id=kb_article&sysparm_article=KB0125212 背景色の変更…
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AIアシスタント:Altair Copilotについて
Ver.2024.1から AIアシスタントの Altair Copilot (β) が搭載されました。 下記のような特徴があります。 ・オンラインヘルプやAltair Oneのナレッジベース等から学習して質問に回答します。 ・Altair管理のドキュメントに学習対象を絞ることでハルシネーション*を抑制します。 ・複数の言語に対応しています。 ・スクリプトの作成も可能です。 *AIが間違った情報を作り出してしまう現象