【静岡大学SUM】Altair Optistructでの積層構造解析

Kimura_Y
Kimura_Y Altair Community Member
edited March 31 in Academic - 日本語

こんにちは!静岡大学学生フォーミュラチームSUMです!

今回は、2月と3月に取り組んだAltair OptiStructを使ったカーボンパーツの積層構造解析についてご紹介します。

私たちは、以下の画像のようなサンドイッチパネルの3点曲げ試験を想定し、解析を進めました。

この試験は、カーボンパーツの強度や剛性を評価するために重要なものです。

【解析の手順】

まず、試験片と治具を再現しました。

試験片にはHyperLaminateを使って積層構成を設定し、実際の試験と同じような形状を再現しました。

また,治具にはシェルメッシュ要素、試験片にはヘキサ要素を作成しました。

そして、

・治具に剛体を作成

・拘束条件と強制変位を適用

・治具と試験片の接触条件を定義

といった設定を行い、3点曲げ試験の解析を実施しました。

【今後の課題】

非線形特性を考慮できるMATMDSで解析を行う場合は、試験片のコア材をSHELL要素でモデル化する必要があります。しかし、SHELL要素はソリッド要素に比べて曲げや衝突の影響を正確に表現するのが難しい場合があります。そのため、今後は線形性の強い衝突や3点曲げ試験に適した解析ソフト「Radioss」の学習を進め、より精度の高い解析を目指します!

今後も、より良いカーボンパーツの設計・解析に取り組んでいきますので、応援よろしくお願いします!

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