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How to do Interference fit contact set up in radioss?
Please share models or tutorials. Thank you
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並列化オプション -np と -nt の違いを説明します。
初めに Radioss を並列演算するときに -np と -nt というオプションがありますが、本記事では、その違いを説明します。 ただし、私は、並列化プログラミングの専門家ではないですので、説明はあくまで一般的な概要となります。 -np とは SPMD (Single Process Multi Domain) と呼ばれるものです。Radioss 計算モデルのメッシュをいくつかに分けて、それぞれ別のプロセスとして実行するものです。 プロセスが何かというのは、Windows のタスクマネージャを見ると分かりやすいです。こちらに出ているのが、Windows 上で動いているプロセスです。 なんと本記事執筆時点で 318 個も動いているようです。…
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Radioss 計算途中でマススケーリングの追加質量を減らす
落下解析などで、ボルトのプリテンションや防水パッキンのゴムを潰してから落下、などと言う状況が良くあります。その場合、ボルトの締め付けなどの準静的な解析ではマススケーリングを大きくし、計算時間を短縮させ、落下などの質量増加が結果に影響の大きい解析ではマススケーリングを控えめに適用したい、と言ったご要望を頂くことがございます。 実は、以前はそのようなことが出来なかったのですが、近年のversionから/MASS/RESETと言う機能が実装され、ご要望を実現することが可能です。 /MASS/RESET 簡単なモデルで確認しました。適当なモデルで最初にボルトを締め付け、その後落下させます。 その時のエンジンファイルの設定は下記です。…
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良く使われる単位系セットの一覧
始めに Radioss や OptiStruct では、ソルバー側からの単位系の指定はありません。良く言えば、自由に単位系を選べるのですが、一方で CAD寄りの FEM ツールで、GUI で「ここには kN で力を入れてください」というような誘導のあるツールを使っていた方が、OptiStruct の生の入力ファイルを触ろうとした場合、「ここに入れる応力の単位は何になるんたっけ?」というようになってしまいます。 単位系は、長さ、時間、質量の 3個を決めれば、力、圧力、速度、密度、エネルギなど他がすべて決まります (実は、どの 3個を選んでも良いのですが、力、圧力、速度などを適当に選ぶと、時間の単位が…
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並列演算の効率がどのように変化するのかログをもとに読み取ってみます
はじめに 皆さんは、なんとなく、並列数を 2倍にしても、計算速度は 2倍にならないということを、肌で感じていると思います。 本記事では、私が書いている Radioss 入門演習書の、リモコン落下解析のモデルを用いて、様々な並列パターンで計算してみて、ログを見ながら、演算効率がどのように変化しているのか、というのを解説します。 https://learn.altair.com/course/view.php?id=699 なお、今回のログの読み方がうまく当てはまらないこともあるかと思います。あくまで、どのあたりを見たらよいのか、というヒントになればと思います。 SPMD の並列演算をしてみた結果 SPMD は要は実行オプションの -np…
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/MAT/LAW25 CRASURV 材料を順を追って理解していきます
はじめに CFRP などの、特に積層向けの複合材料と言えば /MAT/LAW25 (/MAT/COMPSH) の CRASURV 材料なのですが、非常にパラメータが多く、複雑ですので、いきなり全パラメータを埋めていくのは難しいと思います。 そこで、本記事では 線形材料としての定義 応力に上限を設定する。 降伏するが、降伏応力は拡大しない 降伏応力も拡大する、非線形材料としての定義 という順番で、階段を一段ずつ上るように説明していきます。用途によっては 1段目、2段目で十分ということもあると思うので、そういう意味でも、この順番で理解を深めていくのが良いと思います。 線形材料としての定義…
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シェル要素の板厚分布をなだらかにする方法
パートを細かく分けて、パートごとに板厚を定義する ある程度はなめらかにできます。 パートは HyperMesh上ではコンポーネントですが、コンポーネントやプロパティでグループ分けができるので、モデル管理は簡単です。 要素ごとに板厚を定義する Radioss では、要素一つ一つに板厚を定義できます。もちろん /PROP/SHELL などのプロパティ設定値よりも優先されます。なめらかな分布を持たせるときに活用できます。
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How Create a Helical spring in Hypermesh Radioss which is already Compressed?
Hi, I have an Assembly which contains the Helical spring, the actual length of spring is 31mm. During assembling process, we compressed the spring by 10mm that is 21 mm and assembled it in the actual assembly. So, How to create a compressed Helical spring in Hypermesh Radioss user interface. Thanks & Regards, Sivaprakash V.
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Radioss Defense Resources
This discussion aims to collect all Radioss articles relative to defense topics. You may find links to Industry level models and methods as well as links to verification or validation studies. Defense Industry Applications Blast Applications: Altair solutions for Air Burst Explosions Link to Model Exchange Altair Solutions…
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Radioss Validation Study: new post-criteria behaviors for /FAIL/JOHNSON
When it comes to metal or plastic damage, /FAIL/JOHNSON is a widely used, efficient failure model. This failure model uses a nonlinear, plastic strain-based, failure criteria with linear damage accumulation. After the failure criteria is reached, some specific treatments can be applied to the solid elements through the…
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材料座標系を決めるための座標系は、要素に材料座標系を定義するときにのみ使われます。
はじめみ /PROP/TYPE9 などの異方性要素特性では、座標系 /SKEW を使って、材料方向を定義できます。 「計算開始後もずっと /SKEW の向きに更新されるのですか?(物体が回転しても材料座標系は回転しないのですか?)」という質問をいただいたことがあるのですが、計算初期化で要素に材料座標系を定義するときにのみ使わるのであって、計算開始後の材料座標系には影響しません。計算開始後は、要素の回転に伴って、材料座標系も回転します。 本記事では、それを示す一例を提示します。 例 例として、このようなシェル 1要素のモデルを用意しました。10mm角で厚さは 1mm です。/SKEW/FIX というのは空間に固定の座標系です。…
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Density Variation Calculation over Time for MAT/LAW1 and MAT/LAW6 in RADIOSS
When using MAT/LAW1 or MAT/LAW6, an initial density is set. How is the density change over time calculated in these cases?
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厚肉シェル /PROP/TSHELL, TYPE20 に対して、厚み方向積分点ごとの応力出力を要求する方法
始めに 本記事では、厚肉シェル要素、対応するプロパティは /PROP/TSHELL を使うときに、厚み方向の積分点ごとの応力出力の要求方法を説明します。 エンジンファイル _0001.rad に必要となるカード こちらです /H3D/SOLID/TENS/STRESS/IR=ALL/IS=ALL/IT=ALL 確認用の例題 私自身がテストに使った 1要素モデルはこちらです。 このモデルはこのように、上面 (積分点 5 側) の節点を引っ張って、下面 (積分点 1 側) の節点を圧縮しています。 このように、最下部の積分点 1 では、負の応力 (全体座標の xx 成分) 最上部の積分点 5 では、正の応力が出ています。
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Why Material Test Data After Necking is Not Replicated in the Solver Material Data?
IntroductionThis article is translated from the following one: Assume we obtain some test data, as shown in the following figure. After some necking point in the curve, the stress drops significantly. Here is my question: Should we apply the stress drop to the material property? The answer is no. This is the geometry…
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45度の材料試験応力ひずみデータから、どのようにしてせん断応力とせん断ひずみの関係にしたらよいのでしょうか。
はじめに材料に異方性がある場合、0 度方向の特性なら、0度方向に揃えた材料の引張試験をして得られる、応力ーひずみの関係は、そのまま σ11 と ε11 の関係になります。 90度の場合も、90度方向に揃えた材料の引張試験をして得られた応力ーひずみの関係が、そのまま σ22ーε22 の関係になります。 しかし 45度の場合は、残念ながらそうなりません。45度に揃えた材料の引張試験を行って得られた応力ーひずみの関係は、単純に σ12-γ12 の関係になってくれません。 この部分ですが、あまり多くのコンテンツがなくて、必要なときになかなか出てこないと私自身感じていたので、本記事で、まとめとして記しておきます。…
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Radiossで内部エネルギーや運動エネルギーをから落下解析を途中で停止する方法
Radiossなど陽解法ソルバーの落下解析では、落下後何秒間計算を継続させるか設定する必要がございます。安全を見て長めの時間を設定すると、計算時間も長くなってしまうので、無駄なく適切なところで計算を終了させたいと言うお声を頂くことがございます。 そんなご要望に応えられるかもしれない機能の1つとして、エネルギセンサーがございます。 /SENSOR/ENERGY スターターファイル(*_0000.rad)に記入するエネルギー関連センサー。 /STOP/LSENSOR エンジンファイル(*_0001.rad)に記入。センサがアクティブになったら計算を停止。 (センサーは、エネルギー関連以外でもいろいろございます。)…
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/MAT/LAW62 の弾性パラメータを HyperStudy で同定してみよう
はじめにこちらの記事で、パラメータの意味や特徴について説明しました。 これを踏まえて、単軸引張試験データに合うような弾性パラメータを HyperStudy で同定してみたいと思います。 なお、試験データは「引張」試験データです。こちらで説明していますが、圧縮試験では、単軸の応力場の形成は不可能であり、材料特性データとして利用するには不向きです。 では、実際にやってみましょう。 実演 - 合わせこみたいゴム材料今回、合わせこみを試みるのは、この単軸引張試験データーです。 ちなみに、単軸引張試験は、時としてひずみ 5 とか 10…
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HELP : finding law paramaters for ballistic impact in 3D ((Hydro) Johnson Cook), ball and plate
Hello altair community, For a class project, we are trying to simulate a ball piercing through an aluminium plate at high speed. We did a first try with plate in Shell element using the Johnson Cook law, and the results were accurate enough. Now we try it in 3D, but the simulation is unrealistic : Message we get : EXCEEDED…
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Radioss Solver Run Issue on AMD threadripper pro processor.
Hi Team, We are trying to run a Radioss simulation, which is taking longer time on AMD processor compared to Intel. And also, when the same run is carried only on AMD processor with multicore usage, 32 cores is taking lesser time than 64 cores whereas to happen vice-versa. For example, 32 cores AMD processor is taking 0.5…
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Radioss: /MAT/LAW62 のパラメータの特徴を 1要素モデルでつかんでみよう。
はじめに/MAT/LAW62 はゴム、フォームのどちらにも、両方の中間的な材料にも使える材料モデルです。しかし、材料試験データ入力ではなく、材料パラメータを入力する必要があるため、それぞれにどういう物理的な意味、結果にどのような差を与えるのか、という特徴をつかんでおくことが大事です。 そこで本書では、1要素モデルを使って、パラメータをいろいろ変更してみて、どのような特徴が現れるのかを検証します。 弾性特性向けのパラメータの検証弾性特性向けのパラメータを緑、粘性特性向けのパラメータを青に色分けしてみました。 μ と α が最大で 5組ありますが、このパラメータは一組の μ と α…
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Assistance Needed for Converting a LS-DYNA Barrier Model to Radioss
Hello everyone, I am currently working on a project to model and simulate the impact of a motorcyclist against a road barrier to assess injuries, both with and without the use of an airbag. Project Context: The airbag and motorcyclist models have been fully developed and are functioning correctly in Radioss. The barrier…
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Radioss: *BOUNDARY_PRESCRIBED_MOTION が LS-DYNA リーダーでどのように変換されるのか説明します (DOF=4,8) 限定
はじめにLS-DYNA リーダーは *BOUNDARY_PRESCRIBED_MOTION をサポートしています。 ですので、直接の実行も、 変換も可能です。 特に変換してから使う場合、変換先がどのようになっているのかが分かると、変更や修正、または既存の設定を見ながら新たに作るなどが、簡単になると思いますので、この記事で解説します。 タイトルにもあるように DOF=4, 8 のベクトルで自由度を指定するやり方についてのみ、本記事では解説します。というのも、LS-DYNA ではベクトルで自由度を決めるやり方がありますが、RADIOSS…
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Radioss: Engine trouble shooting
Introduction The original article is this, This article explains how to determine the cause of an error when the engine _0001.rad fails to run to the end. This is my own method, and it is not the best or the only way to find the cause of the problem. You can modify my methods and find your original better way. Methods A,…
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How can I see the area and velocity of a cross section in RADIOSS?
I am currently performing a coupled fluid-structure analysis in RADIOSS. I would like to output the time history of the cross-sectional area and flow velocity at an arbitrary cross-section of the fluid (ex: surface 50mm from the inlet boundary, as shown in the image). How can I do that?
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Radioss で 「 ELEMENT(S) DEFINED IN NON EXISTING PART ID 」が出る理由と対処方
始めに Radioss のスターターで次のようなエラーが出るときがあります。 ERROR ID : 402 ** ERROR IN ELEMENT PART DEFINITION DESCRIPTION : 1 PART(S) REFERENCED BY ELEMENTS DO(ES) NOT EXIST. THIS MAY CAUSE OTHER ERROR MESSAGES IN THE MODEL /SHELL/1 ELEMENT(S) DEFINED IN NON EXISTING PART ID 1 原因と回避方法をお伝えします。 エラーの出るモデル例 model01_0000.rad エラーの原因 Radioss…