2025年3月29日に和歌山県の加太で行われた共同打ち上げ実験で、当センター内のハイブリットロケット2号機となる「翠」の打ち上げに成功しました。
このロケットは2024年9月に打ち上げられたハイブリットロケット初号機「東雲」から得られた課題である、
・パラシュートをきちんと展開する
・飛んでいる最中のデータ(加速度、GPS)などを測定する
を達成するために開発されたものです。
また、「東雲」ではロケットの組み上げが難しく整備もしにくいといった問題がありましたが、機体を3つに分割したり、PAコネクタを用いて基板間の配線をまとめるようにすることによってこの問題を解決することに成功しました。
この開発を通じて、いくらか成長することができましたが、当然今回の打ち上げでも改善点は多数出たので、次の挑戦に役立てていきたいと思っています。