シミュレーション関連の技術リソースとディスカッションのためのスペース。
下記で、MotionSolveとOptiStructの非線形過渡応答解析を連成させた例題を公開しました。 従来バージョンでは、OptiStruct/Implicitとの連成のみサポートされていましたが、Altair Simulation 2024より、OptiStruct/Explicitとの連成がサポートされ、非線形性が高く収束性の困難な問題に対し、計算が安定・高速化されます。 車両と燃料タンクの例題をOptiStruct/Explicit用に更新しました。 PDFの設定手順書とモデルデータをダウンロードしてご利用ください。 Altair Simulation 2024以上が必要です。 使用ソフト: マルチボディシステムシミュレーション|…
始めに Radioss のスターターで次のようなエラーが出るときがあります。 ERROR ID : 402 ** ERROR IN ELEMENT PART DEFINITION DESCRIPTION : 1 PART(S) REFERENCED BY ELEMENTS DO(ES) NOT EXIST. THIS MAY CAUSE OTHER ERROR MESSAGES IN THE MODEL /SHELL/1 ELEMENT(S) DEFINED IN NON EXISTING PART ID 1 原因と回避方法をお伝えします。 エラーの出るモデル例 model01_0000.rad エラーの原因 Radioss…
HyperMeshは、Ver.2022.3を最後に旧GUI版が廃止となり、完全に新GUI版へ移行しました。 このページでは、新GUI版のご使用にあたって皆様のお役に立つ情報を集めました。 ◆全般 新しいHyperMeshの手触りの良さを説明します https://community.altair.com/csm?id=kb_article&sysparm_article=KB0124505 AIアシスタント:Altair Copilotについて https://community.altair.com/csm?id=kb_article&sysparm_article=KB0125212 背景色の変更…
始めに 本記事では、弾塑性材料のくびれが発生するタイミングがいつなのかを示し、くびれの起きない弾塑性材料がつくれるのかどうかを示します。 弾塑性材料のくびれが発生するタイミング くびれは、公称応力 σn, 公称ひずみ εn を用いると、次のタイミングで起きます。要は引っ張っても負荷が増えないので、そのままどこまでも伸びてしまう状態になった時です。全体がきれいに伸びてもよさそうですが、実験にせよ、シミュレーションにせよ、かならずばらつきや形状の影響というのは出てくるので、実際には、一か所だけくびれてしまうということになります。 (式1) こちらの記事も参考にしていただければと思います。…
始めに 大きなひずみの領域までの再現性が良い (*1) として人気の Arruda-Boyce 超弾性材料の簡単な使い方を説明します。単軸引張試験の応力ーひずみカーブを入力できるので、使い勝手が良いです。参考として 1 要素モデルも作りました。 *1) ゴム材 料 の力 学特 性 同定 とFEM解 析 へ の利 用, 飯 塚 博氏・ 山 下 義 裕氏 https://www.jstage.jst.go.jp/article/gomu1944/77/9/77_9_306/_pdf 簡単な使い方の説明と 1要素モデル 1要素の単軸引張モデルはこちら: model01.7z リファレンスはこちらです。…
始めに 1要素モデルや、剛体しかない検証モデルの場合、タイムステップが大きすぎて、出力があらすぎたり、必要な出力が得られないことがあります。そのようなときは /DTIX で時間ステップの上限を決めると便利です。 使い方 https://2024.help.altair.com/2024/hwsolvers/ja_jp/rad/topics/solvers/rad/dtix_engine_r.htm 今回は時間増分が大きすぎることが問題ですので、ΔTini は適当に 1e-30 とでもしておけば大丈夫です。ΔTmax を千サイクルとか一万サイクルとかになるように、調整してみてください。…
始めに /MAT/LAW70 は、応力ーひずみ線図をカーブ /FUNCT で指定するタイプの、設定がしやすい、フォーム材用の超弾性材料です。 https://2024.help.altair.com/2024/hwsolvers/ja_jp/rad/topics/solvers/rad/mat_law70_foam_tab_starter_r.htm いろいろな設定がありますが、本記事では、一番簡単な基本の設定の仕方をお伝えします。 最小限の設定必須項目と設定例 このように、ほぼ潰し切る 1要素モデルを用意してみました。 ダウンロード: model01.7z 最低限必要となる項目は、次の 7項目です。 ρ は初期密度、ν…
始めに Radioss には、流体解析と連成するタイプの FVM エアバッグという機能があります。 https://community.altair.com/community/ja/?id=kb_article_view&sysparm_article=KB0121407 カードが2種類あるのですが、一番シンプルである /FVMBAG2 を用いて、簡単な設定方法を示します。 エアバッグに必要な3個の機能は、 * 気体の質量を一定に保つ袋としての機能 * インジェクタで、気体を送り込む機能 * ベントで、気体を抜く機能…
お客様から、下記のようなお話を良くお聞きします。部品形状が少し異なるものを再度解析する、と言うお話です。 * 全ての製品で実施が決められている解析があり、毎モデル同じ解析をする。 * 試作ステージごとに形状変更があった部品に対して、形状変更前と同じ解析を実施する。 これらの定型的な解析を効率良く実施するための機能の一つにテンプレート機能がございます。いろいろな設定を覚えておき、新しい形状のモデルに対してその設定を割り当て直すようなイメージの機能になります。SimLab learning centerにこの機能を紹介する動画が見つからなかったので作成しました。是非お試し頂ければと思います。…
始めに 本記事では、力荷重 /CLOAD の最低限の使い方の説明と、例題モデルを一つお伝えします。 /CLOAD の使い方 ヘルプはこちらです。 https://2024.help.altair.com/2024/hwsolvers/ja_jp/rad/topics/solvers/rad/cload_starter_r.htm Radioss の入門の演習書では、強制変位 /IMPDISP を扱っているので、こちらを使ったことがある方であれば、なんとなく使い方は想像つくかとおもいます。 https://learn.altair.com/course/view.php?id=699 (要ログイン。初回アクセス時に "enroll me"…
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