シミュレーション関連の技術リソースとディスカッションのためのスペース。
始めに Radioss ではユーザーサブルーチンを Fortran で書くことができます。 私自身、Windows 11 でのビルド環境の構築に一苦労したため、こちらに注意点を記載します。 なお、ビルド環境は、弊社が提供するものではなく、MicroSoft と Intel が提供しているソフトウェアを使うため、時々構築方法が変化する時もあると思います。ですので、この方法は 2025/07/10 時点での方法です。変化があれば、書き換えようと思います。 対象環境、必要ソフトウェアの注意事項 OS: Windows 10/11 ただし当方の検証環境は 11 です Radioss 2025.1 執筆時点で Intel が配布している Intel…
エンジニアリング用途向けのAIは、私のノートPCで動きますか?それともクラウドアクセスが必要ですか? AIを活用したエンジニアリングソリューションはノートPC上でも動作可能ですが、流体解析(CFD)などの負荷の大きいタスクには、クラウド上のハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)を使う方が効率的です。 とはいえ、Altairの physicsAI、romAI、HyperWorks プラットフォーム、RapidMiner プラットフォームは、いずれもノートPCから利用できます。必要に応じてクラウドコンピューティングへ簡単に接続できるワークフローも備わっています。…
はじめに Radioss 2024 から 2025.1 で、フォーマットが変わっているカードがあり、HyperMesh で作業するときに注意が必要な部分があるので、ここでお知らせします。 見つけるごとに更新したいと考えています。 /PROP/SOLID (/PROP/TYPE14) 2025: 2024: SOL2SPH に関する行が、オプション行から必須行に変更になっています。SOL2SPH を利用しなくても、空行を 1行入れるようになります。 SOL2SPH 参考記事 HyperMesh 2025 では、ここのチェックを入れないと、最終行が出力されないので、入れるようにします。もちろんテキストエディタで 1行入れても良いです。…
このセッションでは、Altair romAI を使用して PSIM パワーコンバーターのサロゲート AI モデルを構築する方法をご紹介します。これらの AI 低次元化モデル(ROM)は、システムのダイナミクスを高精度に捉えつつ、システムシミュレーションをはるかに高速に実行することを可能にします。バッテリー充電アプリケーションにおけるパワーコンバーターのシミュレーションは、しばしば計算コストが高く、バッテリー充電システムの解析に必要な長期間のシミュレーションは、非常に時間のかかるプロセスです。Altair romAI は、リアルタイムよりも高速な結果を生成できるため、設計の評価と改善に集中することができます。…
始めに 解析のテクニックとして、ソリッド形状の物体の表面にのみシェルを貼って、剛体として、接触に使う、ということは良く行われます。 このときに、ソリッドの表面ぎりぎりで接触するようにと、極端に小さな板厚の設定を行うと問題が起きます。 このことを例題を通して、見ていきましょう。 何が問題となるのか 問題となるのは、接触剛性、つまり Radioss が接触しているところに差し込むばねのばね定数です。 なんとなく、剛体にしているのだから、無限の剛性で跳ね返してくれる、ような気がしますが、実際に跳ね返すのはばねなので、ばね定数は非常に重要です。 接触剛性の決め方ですが、私は /INTER/TYPExxx カードのなかで Istf=4 または…
始めに 本稿執筆時点で Radioss 2025 が出ていますが、この時点では UTF-8 BOM 付のファイルエンコーディングに Radioss は対応していません。 Radioss を使う上で、ちゃちゃっとテキストエディタでオプションを変更したり、またはテキストエディタで作成するしかないカードなどを書いたりと、何かとテキストエディタを使います。 このときファイルフォーマットを、なんらかの拍子に UTF-8 BOM付としてしまうと、エラーが出るのですが、エラーが出る場所を見ても、一見何もおかしくないので、原因が見つけにくい問題の一つです。 もし、どう見ても文法的に合ってるのに、エラーが出る場合は、エンコードを確認してみてください。…
始めに MultiScale Designer 2024 までは、材料データベースはありますが、GUI の基本としては、自分で選んだ材料タイプに値を入力するというスタイルでした。 2024.1 からは、既存の材料特性の数値を書き換える(材料タイプも決まっている)というのが基本スタイルになりました。 ただし 2025 では、2024 までのように、材料タイプを自分で選べるようになっているので、その使い方を説明します。 2025 で材料タイプを自分で選ぶ方法 最初にモデルを作るときに Matrix Class に User を選択します。 このように異方性タイプや非線形タイプを自由に選んで編集できるようになります。
このウェビナーでは、パワーエレクトロニクスシミュレーションAltair PSIMとDOE・最適化ソフトAltair HyperStudyを組み合わせることで、パワーコンバータの性能を考慮しながら部品選定を行う方法をご紹介します。自動化されたツールを使用して、DC-DCコンバータの二次フィルタを、位相余裕とスイッチング周波数ノイズ減衰の制御性能への影響、そしてコストに対して最適化します。これら3つの性能目標は相反するため、HyperStudyによる自動化されたシミュレーションとゴールシーク機能を用いて、主要な部品ベンダーからダウンロードした部品データベースに基づき、最適なソリューションを決定します。…
このウェビナーでは、Altair PSIMとアルテアの3D熱流体解析ソルバーAltair SimLab / ElectroFloを組み合わせることで、パワーコンバータの熱性能モデリング能力をどのように向上させることができるかをご覧いただきます。事例研究として、ハードウェア検証済みのSiCベースの三相インバータを紹介します。このワークフローでは、3D熱流体シミュレーション熱環境を利用して温度データをPSIMに渡し、PSIMは損失情報を3D熱流体シミュレーション環境に送り返します。数回の繰り返し処理で、熱的な定常状態が実現されます。 PDF資料のダウンロードはこちら…
アルテア技術サポートをご利用いただく際の注意事項 アルテア製品・ソリューションをご利用いただきましてありがとうございます。 アルテアの技術サポートをご利用いただく際の注意点を以下にまとめました。 スムーズにサポートをご利用いただくためにも、ぜひ一読いただけますと幸いです。 <技術サポートご利用時の注意事項> ● お問い合わせは、受付メールアドレス「jp-support@altair.com」からを推奨しています。 └ お電話(03-4571-1454)でも受付可能ですが、メールでのお問い合わせの方が確実かつスムーズな対応が可能ですので、緊急時を除き、メールでのご連絡をお願いいたします。 また、Altair…
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