パワーエレクトロニクスにおける発熱と温度予測シミュレーションの活用

Kosuke_IKEDA
Altair Employee

本記事では、パワーエレクトロニクスにおける発熱とその温度予測シミュレーションについて紹介します。
エレクトロニクス設計において、過加熱は部品の寿命や信頼性を著しく低下させる要因となります。さらに、一つの部品が故障するとシステム全体が正常に動作しなくなる可能性があるため、熱管理は極めて重要です。
本記事では、パワーエレクトロニクスと熱流体シミュレーションを活用し、電子デバイスの発熱と温度を予測する手法について解説します。
- Altair PSIM によるパワーエレクトロニクスのスイッチング動作のシミュレーションを通じて、電子デバイスの発熱を計算します。
- Altair SimLab / ElectroFlo を用いた熱流体シミュレーションにより、電子デバイスの発熱時の温度を予測します。
- Altair HyperStudy と SimLab / ElectroFlo を連携させ、電子デバイスの発熱に対する温度を予測するフィットモデルを作成します。
- Altair PSIM と HyperStudy のフィットモデルを統合することで、電子デバイスの動作時の発熱および温度を高精度に予測します。
本ソリューションの学習を支援するため、チュートリアルを3つ用意しました。ぜひご活用ください。
SimLab / ElectroFloを用いた電子機器の熱解析手順書
Altair SimLab / ElectroFloとHyperStudyを活用した電子機器の熱解析DOE手順書
Altair PSIMによるモータードライブとAltair HyperStudyによるフィットモデルの連成解析手順書
使用ソフト:
Power Electronics and Motor Drive Software | Altair PSIM
複合領域のモデルベース開発ソフトウェア | Altair Activate
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