節点の回転量を時刻歴グラフファイルに出力する例題

始めに

節点の回転量を時刻歴グラフファイル T01 に出力する例題です。

例題

例題モデルダウンロード:

こんな感じでばね要素を回転させてみます。

必要な出力要求は /TH/NODE の DRX, DRY, DRZ キーワードです。

https://2024.help.altair.com/2024/hwsolvers/ja_jp/rad/topics/solvers/rad/th_node_starter_r.htm

このモデルでもこのように設定してあります。

しかし実は、これだけだと、出力されません。T01 を HyperGraph で表示しても 0 となります。

コンピュータリソースが今ほど豊富ではなかった時代の名残なのか、回転自由度の変位を出力するには /IOFLAG カードの Idrot=1 フラグを立てる必要があります。

https://2024.help.altair.com/2024/hwsolvers/ja_jp/rad/topics/solvers/rad/ioflag_starter_r.htm

本モデルでも、このようにしています。

回転角は rad で出力されます。

番外編: /TH/RBODY

番外編例題モデルのダウンロード:

/IOFLAG を立てるのを忘れがちな方は、/IOFLAG 不要の /TH/RBODY を使うこともできます。

一見分かりにくいですが、このモデルは、このようにばね要素の先端に剛体 /RBODY を付けて、剛体を拘束しています。

DEF (デフォルト) 出力要求に、剛体の回転が含まれています。

https://2024.help.altair.com/2024/hwsolvers/ja_jp/rad/topics/solvers/rad/th_rbody_starter_r.htm

このモデルではこうしています。

節点の DRY と同じように回転角を得ることができます。

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