二次テトラ要素の反力の出方を知る例題

altair_fukuoka
Altair Employee

始めに
2次テトラ要素に対して、このような計算をすると(画力がないので、三角形で書いていますが、テトラだと考えてください)、
このような拘束反力が生じると思いがちですが、実際には全く違う反力となります。
本例題は、実際にどのような反力分布が生じるのかを観察する例題です。残念ながら私は、力の分布を決める式などを知らないため、理論値との比較はなく、あくまで観察にとどまります。理論値計算できる方は、ぜひコメント欄に書き込むなどしてください。
拘束反力を観る例題
例題モデルのダウンロード:
例題の荷重、拘束条件です。
反力ベクトルはこのような分布となります。今回の場合、角の節点の反力が、中間節点の反力よりも 1~2 桁小さく、向きも逆になっています。
拘束反力は _0001.rad で /H3D/NODA/FREAC での出力要求です。
結合力を観る例題
モデルのダウンロード:
今度は、一つブロックを追加し、結合条件 /INTER/TYPE2 でつなぎました。
結合力の X 方向成分です。拘束反力とおおよそ同じです。
結合力は _0001.rad にて /H3D/NODA/CONT2 による出力です。
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