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OptiStruct のMATMDS と積層シェル要素の1要素例題モデル
始めに 本記事では、OptiStruct 向け MultiScale Designer 材料 MATMDS を積層シェル要素に適用した 1要素モデルを示します。 1要素例題モデル 例題モデルのダウンロードはこちら matmds_1elem_example.7z 動作確認、作業にはバージョン 2024.1 を利用しています。 OptiStruct モデルの説明 作業の順番的には MultiScale Designer が先なのですが、MultiScale Designer は GUI 的になんとなく雰囲気で使うことができる可能性が高いので、最初に OptiStruct…
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MultiScale Designer 2024.1 操作デモ動画
始めに v2024.1 から GUI ががらっと変わって戸惑ってしまっている方向けに、操作動画を作りました。 変更の概要については下記の記事を https://community.altair.com/community/ja?id=kb_article_view&sysparm_article=KB0125159 計算結果が出ないという不具合と回避方法については次の記事を参照してください。 https://community.altair.com/community/ja?id=kb_article_view&sysparm_article=KB0125160 デモ動画 動画ファイル .mp4 のダウンロード:…
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計算結果が全く表示されないバグに遭遇したときの回避策 (v2024.1 限定)
始めに v2024.1 ではライセンス関連のファイルのパスの問題で、計算実行が正常に動作しない場合があります。本記事ではその回避策を示します。 症状 線形特性や非線形特性計算で、正常終了となっているにもかかわらず リザルトタブに何も表示がありません。 確認 1, 設定済みの例題モデルを試す モデル設定の不備か、本記事に概要する不具合かを判別するために、すべての設定が終わっている例題モデルを試してください。例題モデルは起動直後に選べます。 これで、症状が同じなら、おそらく本記事の対象です。ここで結果表示される場合は、他の問題です。 2, バッチファイルを実行してみる 1 の作業のあと、こちらで確認できる作業フォルダに モデル名、この場合は…
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GUI がガラッと変わった MultiScale Designer 2024.1 の変更点(注意点もあり)
はじめに Multiscale Designer 2024.1 は 2024 から GUI がガラッと変わりました。本記事ではどのように変化したのかを示すとともに、じつは GUI は現在進行形で変更中のため、できなくなっていることもあるため、それも本記事でお伝えします。 変更点 最初にユニットセルタイプを選択するようになりました。 2024 までは、空のモデルを作ってから、ユニットセルタイプを選びましたが、2024.1 からは、モデル作成時点で、ユニットセルタイプを選ぶようになります。 (クリックで拡大) 注意点 長繊維、短繊維、織物タイプ以外は、まだ開発が完了していないため、選択することができなくなっています。…
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MultiScale Designer 材料を使って、OptiStruct 非線形解析で引張と圧縮のヤング率を変える方法
始めに MultiScale Designer では、引張と圧縮に異なるヤング率を設定できます。その材料を OptiStruct から利用することもできます。実際にはヤング率という線形特性だけでなく、非線形特性も変更できます。 本記事では、MultiScale Designer 材料を用いて、OptiStruct で引張と圧縮のヤング率の異なる非線形シミュレーションを行う例を示します。 詳細 MultiScale Designer は問題を簡単にするため Single scale モデル (素材が一つのみ、空隙等もない、豆腐形状の材料) を利用します。 次のような材料特性とします。 あとは OptiStruct モデルに組み込めば完了です。…
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射出繊維配向からの構造解析
以下の演習書となっています。 * Inspire Mold で射出成型解析を行い、強化繊維の繊維配向テンソルを取得する * HyperWorks で構造解析用メッシュに、繊維配向テンソルをマッピングする * MultiScale Designer で強化繊維の入った樹脂材料 CFRP の材料データを作る * OptiStruct と Radioss で繊維配向、CFRP 材料特性を考慮した構造解析を行う 各節が独立しているため、Inspire Mold の超入門、MultiScale Designer の入門としても最適です。 v2024 対応版です。Inspire Mold の操作が v2023.1…
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how the thermal properties (thermal conductivity) are calculated in the Forward homoginisation in Multiscale Designer !
I am currently working on my master thesis at the otto von Guericke university and use the Multiscale Designer programme to determine the thermal and mechanical properties of a composite material. and in order to be able to interpret the results well, I wanted to know which approaches and models the programme uses in the…
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Multiphysics Digital Twins at the System Level — How Leonardo Verified and Optimized Product Performance
Multiphysics Digital Twins at the System Level — How Leonardo Verified and Optimized Product Performance “The whole is greater than the sum of its parts.” When Aristotle gave us this wisdom some 2370 years ago, he was not thinking about digital twins for design and development of multiphysics products, most probably.…
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アルテアの複合材関連のソリューションを動画で紹介します
動画の内容 次の内容を話しています。 * 複合材の材料特性がわからなくても MultiScale Designer で算出できます。 * ↑ で判明した材料特性をそのまま、強度・衝撃 CAE 解析に利用しましょう * 射出成型の強化繊維の向きを考慮した、強度・衝撃 CAE 解析をしましょう * フィラメント巻き付けの繊維の向き、巻き数を考慮した、強度・衝撃 CAE 解析をしましょう * 最適化や簡易積層解析ツールで、積層材設計のヒントを得ましょう * Altairパートナーアライアンスの複合材ツール 動画 動画ファイルのダウンロード: KB0120475 _アルテアの複合材ソリューション紹介.mp4…
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The step after defining the unit cell model in multiscale designer
I am using multiscale designer version 2019.2.0. After defining the unit cell, I proceeded with the analysis, but I cannot proceed to the next step. I cannot find the mesh file, and a warning pops up saying to conduct the analysis first. Questions: * Isn't the macro mesh file generated? * Do I need to model the unit cell…
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Material model exported by Multiscale designer for Abaqus not working
Hi, I've created and defined the unit cell of my honeycomb in Multiscale Designer; and I wanted to export it into Abaqus solver. However, I kept getting the following error despite having imported the .inp file generated by Multiscale Designer and having the mdsMAT.dat file in the same directory. Any ideas? Thank you.…
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Material Modelling
Hi community, I like to know extraplotion of S-S curves of materials , could you explain in brief. is that essential to add in material modelling. Thanks
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How to Solve the Warning: "Jacobian of gamma function is equal to ZERO"
I am trying to use the viscoplastic model based on overstress. For certain parameter combinations, when i run the forward homogenization simulations, i keep getting the warning: "Jacobian of gamma function is equal to ZERO". The simulation freezes and cannot be solved. Below are the screenshots of the parameters and…
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Problema con estrazione Card Material Multiscale
Buongiorno, sto svolgendo la tesi di laurea magistrale utilizzando Multiscale Designer per la caratterizzazione dei materiali, ho impostato l'unità di cella con la percentuale in volume di fibra, ho impostato la caratterizzazione lineare utilizzando matrice e fibra dal database di MDS, ho attivato il laminato fornito di…
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素材の材料特性を同定する方法を動画で説明します。
始めに MultiScale Designer の基本の使い方は、素材(ミクロ)の材料を与えて、マクロな材料特性を算出することですが、逆に、マクロな材料特性を与えておいて、最適化技術で素材の材料特性を同定することもできます。本記事では、その操作方法を動画で説明します。 動画による説明 動画で扱っているのは MultiScale Designer マニュアルの user_manual → user_manual_v2022.3 → Tutorials → Tutorial 1 - Deterministic First Walkthrough です。 その中で Linear Material Characterization –…
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Impostazione simulazione caratterizzazione inversa Multiscale Designer 2022.2
Buongiorno, sto impostando un calcolo su Mds, nella caratterizzazione inversa non lineare, quando inserisco il file Data per la flessione 4 punti e avvio la simulazione mi appare un errore di "Impossibile trovare il file specificato". Non capisco il motivo. Grazie
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ユニットセル作成時に原因の分からないエラーが出るときは HyperMesh のパス設定を見直してください
始めに 確実にユニットセルを作れるはずの設定で、なぜかユニットセル作成に失敗してしまうときは、まず HyperMesh のパス設定を調べてみてください。ユニットセルは MultiScale Designer が作成しているのではなく、HyperMesh を裏で使って作成しています。 例えば、次の設定は、確実にユニットセル作成に成功する設定です。これが失敗するなら、一番疑われるのが、パスの設定です。 パスの設定 パスが正しくなかった場合 → 正しいパスを設定してください パスは正しいのに失敗する場合 → 新しい HyperWorks (HyperMesh) のインストールと指定をしてみてください 注意事項1 MultiScale…
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速度依存性のない塑性材料 (要はプラスチック材料) の説明
始めに プラスチック用の材料で、もっとも定義が簡単なのは 3直線で近似する、下図のタイプです (v2022.3 のドキュメントの 221 ページ)。 しかし、プラスチックの特徴を 3線で記すのは少し乱暴ではないかと思うのであれば、Rate-independent Plasticity (v2022.3 のマニュアル 251 ページ) を利用して、もっと滑らかな応力ひずみカーブを定義することもできます。 数式はマニュアルに記載されています。本記事では数式の意味を示すのではなく、各パラメータによってどのような変化が生じるのか、どのような意味があるのか、といったところを検証しながら説明します。 各パラメータの説明 検証モデルについて…
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材料特性の算出に、素材の大きさが影響するのか、実際にテストしてみましょう。
はじめに 結論から言うと、影響ありません。もともと材料特性とは大きさに無関係だからです。 おそらくこの記事に行きついたということは、何か考えがこんがらがってしまってるのだと思いますので、私が下手な説明をする代わりに、実際に素材の大きさだけ変えて、材料特性が変わるのかどうかを、テストして、その結果を見ていただこうと思います。 粒子モデルでテスト 以下の粒子モデルでテストします。まず MultiScale Designer で一通り済ませた後、MultiScale Designer が作ったユニットセル FEM モデルを 1000倍して、同じことを行ってみます。なお、一つ一つの作業の説明は行わないので、MultiScale Designer…
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自作ユニットセルの要件、読み込み設定方法
はじめに 本記事では、自作ユニットセルの FEM モデルの要件と、MultiScale Designer への読み込み、素材フェーズ指定方法などを説明します。 FEM モデルの要件 以下の要件を満たしてください。 * OptiStruct モデル * CTETRA (テトラ要素) または CHEXA (ヘキサ要素) * 直方体 * 対面のメッシュパターンを完全に一致させる * 節点・要素番号は 1から隙間なく埋める * 素材ごとに PSOLID 分け 詳しくは動画で説明しています。 MultiScale Designer への読み込みと素材フェーズの設定 次のように、PSOLID で分けたものを MultiScale Designer…
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Laminate の積層設定 Layup を csv ファイルから読み込む方法
始めに 以下のように、ラミネート(積層)の設定を csv ファイルで読み込む機能があります。本記事では、csv ファイルの作り方について説明します。 .cvs ファイルのフォーマット 拡張子が .csv になっていますが、これは実は MultiScale Designer が作る ModelName_Lami.dat と同じものです。フォーマットはヘルプにも記載があります。 プリプレグ等を積層する積層材 (General Laminate) と射出成型用の設定 (Injection Molding) で書式が変わります。 (クリックで拡大) 簡単な始め方 先ほどの文法を読むだけではなかなか分かりにくいので、一回 MultiScale…
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***ERROR: USER SUBROUTINE UMAT IS MISSING in Abaqus when trying to run a simulation with a multiscale material
I'm trying to run an Abaqus simulation with one multiscale material. I've followed the MSD 2022.1 user manual pp. 372-373. This is what I've done so far: * I've modified my Abaqus job file to encompass my multicale material. * I copied my mdsMAT.dat file into the directory where I run my job. * In the directory of my job,…
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射出成型のそりを、繊維配向を考慮して計算する方法です。使用ソフト Inspire Mold, MultiScale Designer, OptiStruct, HyperWorks
概要 Inspire Mold でそりの計算ができますが、繊維配向は考慮されていないので、繊維配向を考慮する方法を示します。 注意 Inspire Mold で射出成型解析を行って繊維配向テンソルを取得し、その繊維配向テンソルを構造解析メッシュにマッピングし、MultiScale Designer で作った短繊維 FRP 材料を OptiStruct で使う、基本の操作は、以下のチュートリアルに従ってください。…
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Lattice Structural Analysis Using Multiscale Technology
The process of homogenization and dehomogenization of a lattice structure is demonstrated in this document for linear analysis using three examples. This document should not be treated as a step by step tutorial. Only an overview of the process is presented. The user is expected to have prior experience doing basic tasks…
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Muliscale Designer Run Error
Hi I'm just learning multiscale design software, Unit modal definition step is running correctly but when I'm running linear material characterization, I'm getting below error. I tried the run with different directory but the error remains the same. kindly resolve the issue