2024 の mic ファイルを 2024.1, 2025 に読み込むとどうなるのかを検証する例題

altair_fukuoka
Altair Employee

始めに
2024.1 から GUI がガラッと変わりましたが、2024 の mic ファイルを読み込んで利用することはできます。
この例題では、どこの項目は、そのまま利用できて、どこを作業で補わなくてはならないのかを、理解していきます。
なお、.mic ファイルに互換性がないため、新しいバージョンから古いバージョンへの読み込みは基本的にできません。
設定内容の比較検証
演習用の 2024 版の .mic ファイルです。
演習は 2025 で行いますが、2024.1 と変わりはありません。
ユニットセル
2024 では長繊維モデル、体積率 40% です。
正しく読み込めています。
材料特性
2024 での線形特性は
2025 に届いています。
2024 の非線形特性も
2025 に渡ります。
ラミネート設定
2024 のラミネート設定も
2025 にわたります。
マクロシミュレーション設定
残念ながら 2024 のマクロシミュレーション設定は、
2025 がデフォルトで用意している 5個のシミュレーションに置き換えられてしまいます。
まとめ
そのまま通るもの
- ユニットセル
- 材料特性
- ラミネート設定
書き換える(または 2025 のデフォルトを使う) もの
- マクロシミュレーション
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