シミュレーション関連の技術リソースとディスカッションのためのスペース。
始めに v2024.1 ではライセンス関連のファイルのパスの問題で、計算実行が正常に動作しない場合があります。本記事ではその回避策を示します。 症状 線形特性や非線形特性計算で、正常終了となっているにもかかわらず リザルトタブに何も表示がありません。 確認 1, 設定済みの例題モデルを試す モデル設定の不備か、本記事に概要する不具合かを判別するために、すべての設定が終わっている例題モデルを試してください。例題モデルは起動直後に選べます。 これで、症状が同じなら、おそらく本記事の対象です。ここで結果表示される場合は、他の問題です。 2, バッチファイルを実行してみる 1 の作業のあと、こちらで確認できる作業フォルダに モデル名、この場合は…
はじめに Multiscale Designer 2024.1 は 2024 から GUI がガラッと変わりました。本記事ではどのように変化したのかを示すとともに、じつは GUI は現在進行形で変更中のため、できなくなっていることもあるため、それも本記事でお伝えします。 変更点 最初にユニットセルタイプを選択するようになりました。 2024 までは、空のモデルを作ってから、ユニットセルタイプを選びましたが、2024.1 からは、モデル作成時点で、ユニットセルタイプを選ぶようになります。 (クリックで拡大) 注意点 長繊維、短繊維、織物タイプ以外は、まだ開発が完了していないため、選択することができなくなっています。…
始めに /MAT/LAW44 は、応力-塑性ひずみの関係はカーブ入力、つまり実験棟で得られた実際の応力と塑性ひずみの値の入力、で行いながら、ひずみ速度依存性は、数式で表現することができるという、変わった材料です。 https://help.altair.com/hwsolvers/rad/topics/solvers/rad/mat_law44_cowper_starter_r.htm たとえば /MAT/LAW2 の場合、SS カーブもひずみ速度依存もどちらも数式です。…
Inspireのコンター表示にて一番下の色を白色に変える方法を紹介します。 ・概要 Inspireでコンター表示を行うと下図のように一番下の色は青色です。 上図から下図のような表示に変更できます。 ・適用方法 ①まず、InspireLegendsConfig.xmlをダウンロードしてください(ダウンロードはここをクリック)。 ②ダウンロードできましたら、C:\Program Files\Altair\2024.1\Inspire2024.1\hwx\config\freedom まで移動します。 (今回はv2024.1を例に紹介しますが、v2024などでも可能です) ③フォルダに移動できましたら、既存の…
はじめに SimSolidはCADデータを読み込めばメッシュ作成することなく迅速に解析できます。 しばしば、SimSolidで落下解析はできないか、という問い合わせをいただくことがあります。 そこで、Radiossで落下解析を実施し、剛体壁の反力を荷重として、SimSolidで過渡応答解析を実施し、応力分布を確認します。 ※前に剛体壁反力の1/2を適用としていましたが、誤りのため、訂正させていただきます。 本格的な落下解析をする前のあたりづけとして使うことを目的とします。 右側の添付ファイルに使ったファイルがあります。 解析モデル 以下のようにスマートフォンのカバー2部品を固着接触したものを対象としています。…
はじめに 本記事では、HyperMesh で節点やポイントの距離を計測する方法、x,y,z の成分を表示する方法、そして表示桁数を変更する方法を説明します。 方法1 こちらの機能を使う方法です このように成分表示もできます。 表記方法や桁数はこちらで変更できます。 方法2 こちらの方法では、最初から成分が表示されます。また、計測だけでなく、数値を変更して節点を移動させることにも使用できます。 表記方法や桁数も同様に変更できます。
始めに 断面のつり合い力 (自由体力、フリーボディダイナミクス) を求める FBD の機能ですが、次の図のように、剛体 RBE2 がある部分で、つり合い力がおかしくなることがあります。下の図は荷重 1.0 の片持ちばりなので、せんだん力はどこでも 1.0 のはずですが RBE2 のある場所で 0.7 まで下がってしまっています。 実はこちらの記事で RBE2 が入っている断面があるときは MPC 力を考慮すればよい、という記事を挙げているのですが、事態はそれほど単純ではなく、MPC 力を考慮したら間違ったつり合い力となる場合や、考慮してもしなくてもどちらでも良い場合もあることが分かりました。…
始めに FBD など、HyperMesh ではいろいろなところで、テーブルエンティティを使っています。HyperMesh に出来上がったテーブルエンティティは、数字と数字の関係になっている表であれば、簡単に HyperGraph の 2D プロットにすることができます。詳しくは動画をご覧ください。 動画による説明 動画ファイル .mp4 のダウンロード KB0125081_HyperMesh_テーブルエンティティからMatrixBrowserで2Dグラフを描く方法.mp4
A: 2つ並べて表示したい場合は、Inspire PolyFoamを2つ起動頂きまして、それぞれを解析結果を表示して、ウィンドウを並べて頂けますでしょうか。
A: バージョン2024からCADデータのインポートトランスレータが改良されました。 ファイル >プリファレンス >CAD Import Translator にてStep形式の値を「Spatial」から「CT」に変更する事をお試し頂けますでしょうか。
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