SimLabでRadioss Droptestを使っている方が、解析終了時間を延長する方法

KOBAYASHI
KOBAYASHI
Altair Employee

落下解析など実施されて0.1秒まで計算したのに、山場はもう少し遅い時間にありそうだ、と言うことは良くあると思います。特に大規模計算の場合、これまで計算に費やした数十時間を捨てて最初から計算をやり直すのは避けたいところだと思います。

やや手数がかかったり、ポスト処理がSimLabでなくなりますが、方法をご紹介させて頂きます。

まず、SimLabで計算が終わったところからスタートとなります。

Resultsを右クリックし、結果フォルダを開きます。

*_0001.radをコピペして_0002.radと言う名前に変更して頂きます。

_0002.radをメモ帳などで開いて頂いて、

/RUN/**/1/を/RUN/**/2/に変更します。

また、その下の行に終了時間が書いてありますが、それを変更します。

0.1秒で終了していた計算を0.3秒で終了にしたい場合は0.3とします。

(画像では0.0002となっております。)

そこまで終わりましたら、programからCompute Consoleを起動します。

  1. フォルダアイコンから先ほど編集した_0002.radを選択します
  2. -np 4を設定します。4の数字は並列化計算の領域分割数ですが、計算途中で変更することができません。計算フォルダの、*_0001_000*.rstの数と一致しますのでご確認頂けますと幸いです。
  3. Runを押して計算開始です。

計算が終了しましたら、下部のResultsボタンを押してください。HyperViewが立ち上がって計算結果を確認することが可能となります。