弾塑性のバネ特性
altair_fukuoka
Altair Employee
仕組み
1軸のばねプロパティ /PROP/TYPE4 を例にとって、説明します。
使うパラメータは、どのような使い方であれ必須となる Mass (質量), K1 (ばね定数) の他に H1 と fct_ID11 を使用します。
(クリックで拡大)
H1=1 で弾塑性特性
fct_ID11 は力-伸びカーブ (/FUNCT ) を与えます。
実例
では Mass=1, K1=1, H1=1 で fct_ID11 の関数が次のプロパティを用意しました
なお、減衰 C1=1 としているのは、今回のモデルの振動を止めて結果を分かりやすくするためです。
バネは長さ 1 です。
時刻 2 まで /IMPDISP で 2 引っ張ってから Tstop オプションで解除します。
弾性分の長さ 1 は戻って、全体の長さは 2 となるはずです。
それでは結果をアニメとグラフでみてみましょう。
狙い通りの結果となりました。
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