スーパーエレメントのチュートリアル
N_Akagawa
Altair Employee
概要
本チュートリアルではスーパーエレメントの静的縮退と動的縮退の方法について取り扱います。
スーパーエレメントを使用することで解析時間の削減、構造/形状の秘匿、解析の効率化が可能です。
静的縮退のチュートリアル
- 静的縮退は代数的な代入を通して、線形マトリックス方程式を構造のインターフェース自由度に縮退。さらに、荷重ベクトルもインターフェース自由度に縮退します。これには、点や圧力荷重だけでなく加速度による分布荷重(GRAVとRLOAD)からの荷重ベクトルも含まれます。
- OptiStructで静的縮退を行う方法はDASETとPARAM,EXTOUTを定義します。
- 静解析にのみ使用します。静的縮退では縮退質量マトリックスが近似されるため、動解析は非推奨となります。
静的縮退のモデルを用いた最適化
動的縮退(CMS法)のチュートリアル
- 本手法は、弾性体の有限要素モデルをインターフェース自由度と一組の固有モードに縮退するために用います。
- 結果をマルチボディダイナミクス解析で弾性体として、または有限要素解析でスーパーエレメントのアセンブリを表す外部マトリックスとして使用できます。
- 近似法ですが、質量マトリックスを正しく捉えることができるので動解析で使用されます。
- CMSスーパーエレメント作成時に荷重ベクトルは縮退されません。
テキストとモデルのダウンロード
チュートリアルのモデルとテキストをダウンロードできます。
airframe_section_TUTORIAL_STATIC.hm
airframe_section_OPTIMIZATION.hm
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