始めに
この例題では、線形熱応力解析に対して、熱ひずみを出力してみます。
例題
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モデル自体は1要素モデルで、左半分を拘束して、+300K 温度を上昇させています。
必要な出力要求カードは STRAIN です。本例題では、h3d 形式で、機械的ひずみと、熱ひずみを要求しています。
この結果、全ひずみ、機械的ひずみ、熱ひずみが出てきます。
全ひずみ = 機械的ひずみ + 熱ひずみ
ですので、自分で計算するから、どちらかは不要という場合は、MECH, THER のどちらかだけの指定でも良いです。
εxx (全体座標系) で、左から、全ひずみ、機械式ひずみ、熱ひずみです。