トポロジー最適化で両抜きの型抜き制約を使う例題

altair_fukuoka
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始めに
トポロジー最適化で両抜きの型抜き制約を使う例題です。
カード的には DTPL カードの DTYP=SPLIT です。
なお DTYP=SINGLE 片側抜きの例題は、入門演習書 2.5 節で取り扱っています。
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例題
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解析条件は、単純な片持ち梁です。
最適化条件は、体積率 50% 以下で、コンプライアンス最小化です。
このあたりは説明を省くので、モデルを見てください。
トポロジーの DTPL カードです。
HyperMesh 上では、こうです。
上方向と下方向への抜けが切り替わる基準面は、最適化の間に自動的に決まるので、2個の節点は、向きさえ決まれば、どこの節点でも良いです。
こちらが要素密度 0.6 以上を表示したものですが、
このように、途中で、上抜きと下抜きが入れ替わっていることが分かります。
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