始めに
OptiStruct のフリー形状最適化で、面対称の形状を作る例題です。
例題
このような荷重条件で、
    
        
            
    
この 2節点をフリー形状最適化します。
    
        
            
    
この面で対称にします。
    
        
            
    
DSHAPE カードの
    
        https://2024.help.altair.com/2024/hwsolvers/ja_jp/os/topics/solvers/os/dshape_bulk_r.htm
    
PATRN 行を使います。2節点で面を定義します。TYP=10 が 1面対称です。
    
        
            
    
本例題では、先ほどからスクリーンショットに映っている、この2個の節点です。
    
        
            
    
DSHAPE のリファレンスを読むととても難しく感じますが、実際の設定はシンプルです。
    
        
            
    
HyperMesh での設定も簡単です。
    
        
            
    
最適化設定はコンプライアンス最小化しています。拘束点からの距離がなくなれば変形しませんので、完全に潰れる形になるのが正解です。
左が面対称ありで、右は無しです。
    
        
            
    
動きが粗くて分かりにくいかもしれないので、静止画でのトレース図です。面対称有りの場合、上下の節点が対称を保持して動いています。
    
        
            
    
モデルのダウンロード: 対称モデルだけです。対称なしにもトライしてみてください。