実験とFE結果の合わせこみ
AltairTY_20974
Altair Employee
FEデータを忠実に作成しても、実験環境を完全に表現することは困難であり、実験結果とFE結果にズレが生じることは多々あります。
FE結果を出来るだけ実験結果に近づけるために最適化計算をご使用いただくことが多く、その際の目的関数をどうすればよいかは一つの課題になります。
OptiStructにはシステム同定問題のための応答であるDSYSIDを用意しています。
DYSYSIDは以下の式を用いており、「差の二乗和の最小化」になります。
F : 対象となる解析結果(応答)、T : ターゲット値、W : 重み係数
添付ファイルは一例です。
一次固有周波数52Hz、二次固有周波数112Hzの初期モデルを4つのシェル板厚プロパティを変数として、
一次固有周波数60Hz、二次固有周波数120Hzに近づけています。
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