WindowsとLinux混在環境で確認されるエラーメッセージ
Shigemitsu Ikei
Altair Employee
WindowsとLinux混在環境で確認されるエラーメッセージ
Linux とWindowsの両方の実行ホストを含むPBSコンプレックスを実行している場合は、pbs_commを実行しているホスト上でsssdを設定し、Windowsドメインのユーザーがpbs_serverとsssdが実行されるLinuxホストにログインできるようにする必要があります。sssdが未設定や正しく設定されていない場合、以下のようなエラーメッセージが確認されます。
1 qstat等のコマンド実行時のエラーメッセージ
Windows上のコマンドプロンプトからqstat等のコマンド実行時に以下のエラーメッセージが表示されます。
C:\Users\user01>qstat auth: error returned: 15019 auth: Failed to initialize the library qstat: cannot connect to server serv001 (errno=15019)
2 comm_logに記録されるエラーメッセージ
計算ノードは “state = state-unknown,down” のままでfreeにならず、pbs.conf に PBS_COMM_LOG_EVENTS=2047 を設定し pbs_comm を再起動すると、comm_log に以下のようなメッセージが記録されます。
10/16/2020 12:03:04;0c01;Comm@serv001;TPP;validate_auth_data(Thread 1);Failed to initialize the library 10/16/2020 12:03:04;0c06;Comm@serv001;TPP;tpp_handle_auth_handshake(Thread 1);Failed to initialize the library ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 10/21/2020 10:54:22;0c01;Comm@serv001;TPP;validate_auth_data(Thread 1);PAM authentication failed for pbsadmin with error: User not known to the underlying authentication module 10/21/2020 10:54:22;0c06;Comm@serv001;TPP;tpp_handle_auth_handshake(Thread 1);PAM authentication failed for pbsadmin with error: User not known to the underlying authentication module
sssdの設定例については、以下をご参照ください。
PBS Professional 2022.1 Administrator’s
Guide 11.4.5 Configuring SSSD
なお、設定はドメインに参加していない状態で実施してください。実施済みであっても、上記のようなエラーメッセージが確認される場合、一旦ドメインから離脱・再度参加した後、再度上記マニュアル記載の設定を実施してくだい。
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