/INTER/TYPE25 による、はめあいシミュレーション

altair_fukuoka
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Altair Employee

概要

本記事では、次のアニメーションのような嵌めあい解析を Radioss で行う方法を示します。

はめあい解析アニメーション

 

方法

メッシュの段階で、干渉しているモデルを用意して、/INTER/TYPE25 の Inacti=-1 (必須) と Tpressfit (オプション) を指定すれば OK です

https://2022.help.altair.com/2022/hwsolvers/ja_jp/rad/topics/solvers/rad/inter_type25_starter_r.htm

 

 

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Inacti=-1 は、時刻 0 から 時刻 Tpressfit まで、0 からじわじわと初期干渉による接触力を増やしていく機能です。つまりいきなり初期干渉に応じた接触力を掛けると、力が過大すぎて不安定になったり、ありえない挙動をしたりするので、じわじわかけていこうという機能です。

Tpressfit は上述のように、じわじわ増やすのをやめる時刻です。デフォルト値は 1万サイクル分ですが、指定できます。個人的には指定した方が、何かと荷重条件を管理しやすいと思います。

 

ちなみに /INTER/TYPE24 にも同じオプションがあります。

説明動画


モデルダウンロード

はめあいモデル.7z

 

アルテアジャパン公式製品リンク

https://www.altairjp.co.jp/radioss/

 

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