使うカードと使い方
 
次の図のモデルを例に説明します。接触設定自体は 一つの /INTER/TYPE25 で全体接触としています。この時に Top, Mid, Bottom 部品それぞれにかかる接触力の合力の時刻履歴を取りたいと思います。
 
    
        
            
    
 
 
 
使うカードは /INTER/SUB です。これは接触力の合力を求めるだけのカードです。
 
https://2022.help.altair.com/2022.1/hwsolvers/rad/topics/solvers/rad/inter_sub_starter_r.htm
 
 
 
使うのは Main_ID2 のみです。Main_ID2 は合力を集計したいサーフェス /SURF の ID です。
 
    
        
            
    
 
 
 
次の例は Bottom 部品への接触力合力を取る場合です。
 
    
        
            
    
 
 
 
この /INTER/SUB を /TH/INTER にて履歴ファイル T01 に書き出すことができます。
 
    
        
            
    
 
 
 
このモデルのダウンロード: inter_sub_example.7z
 
 
 
結果確認
 
Mid は両方から挟まれて打ち消しあうので 0 です。Bottom, Top が 1000 の大きさとなっていて、入力した力と釣り合っています。Bottom に正、Top が負となっていますので、他のパートから与えられた接触力ではなく、他に与えた接触力となっています。
 
    
        
            
    
 
 
 
アルテアジャパン公式製品サイト
 
https://www.altairjp.co.jp/radioss/
 
注記1:
/INTER/TYPE7 でも同じ使い方ができます。
注記2:
HyperMesh 2025 の段階では、このフォーマットに対応できていないので、テキストエディタで書いてください。