振幅・周波数・予荷重が考慮可能な非線形液封マウントモデルAltairBushing
Overview
ブログ:振幅・周波数・予荷重が考慮可能な非線形液封マウントモデルAltairBushingの紹介
で使用しましたサンプルモデルを用いて一連の操作手順を動画で説明します。
Pre-Requisite
サンプルモデル一式はこちらからダウンロードいただけます。
Usage/Installation Instructions
実測データの準備
振幅・周波数・予荷重依存の動剛性・損失角のテーブルデータをspdファイルとして準備します。
また、Altair Composeを用いた3次元マップでの可視化方法を説明します。
フィッティング手順
Model Identification Tool (MIT)の使い方を説明します。
実測データのspdファイルからAltairBushingのプロパティファイルであるgbsファイルを生成します。
パラメータ変更時の特性プロット方法
MITのReview Dataの使用方法を説明します。
プロパティファイル.gbsのパラメータを変更した場合の動剛性・損失角をプロットできます。
MotionViewでのAltairBushingの使い方
Auto EntityのAutoBushFDを作成し、gbsファイルを参照することで、AltairBushingが使用できます。
このサンプルモデルではサイン加振を行います。
sinフィッティングによる動剛性・損失角の算出
Altair Composeの最適化関数を使用してsinフィッティングを行い、動剛性・損失角を算出します。
下記ブログで紹介したスクリプトを流用しています。
HyperStudyによるDOE
Altair HyperStudyのDOEを用いることで、振幅・周波数・予荷重を変えた場合のMotionSolveの実行およびComposeによるsinフィッティング、動剛性・損失角の算出を自動化できます。
HyperStudyが自動で振幅・周波数・予荷重を変更したMotionSolveの入力ファイルを生成し、さらにMotionSolveのソルバとComposeを連続でバッチ実行します。その後、HyperStudyが算出した動剛性・損失角を抽出し、集計します。
DOE結果の処理
HyperStudyのDOE結果をエクセルファイルに書き出し、Composeのスクリプトでspdフォーマットに変換して、測定データのspdファイルとの比較を行います。
Post-Requisite
使用製品:Altair MotionSolve/MotionView、Altair Compose、Altair HyperStudy
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