包絡線の抽出
Kosuke_IKEDA
Altair Employee
Overview
Altair Twin Activateで実施した1Dシミュレーションの結果に対し、包絡線を抽出します。
Pre-Requisite
本記事で使用したサンプルモデルはこちらよりダウンロードいただけます。
Usage/Installation Instructions
包絡線の抽出はリアルタイムでは行えませんので、包絡線の抽出を行いたいデータをSignal Outブロックを用いて、OMLの変数として書き出します。
モデルの最終化を用いることで、Twin Activateのシミュレーション後、Open Matrix Language (OML)を用いたポスト処理が行えます。
包絡線の抽出にはヒルベルト変換を用います。残念ながら、標準関数には含まれませんので、functionで関数を定義しています。
y=hilbert(x)
でxに対し、抽出した包絡線をyに格納します。
あとは、Signal Outブロックで取り出したOML変数outに対し、時間軸tとカーブデータsを取り出し、hilbert関数で抽出した包絡線をzに格納し、プロットしています。
シミュレーションを実行すると、1Dシミュレーションとその後の最終化のスクリプトが自動で実行され、包絡線を抽出したグラフが表示されます。
Post-Requisite
使用製品:Altair Twin Activate
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