MotionSolveの時刻歴結果すべてをFFT処理するスクリプト
Kosuke_IKEDA
Altair Employee
Overview
MotionSolveの時刻歴結果すべてをFFT処理するComposeのスクリプトを作成しました。
MotionSolveのabfに含まれるMarker Displacement / Velocity / Acceleration / Forceをすべて抽出し、FFT処理を行います。
FFT処理したデータは複素数の形式でh3dファイルに書き出します。
HyperGraphの複素結果グラフを用いることで、簡単に振幅/位相 or 実部/虚部のグラフを書くことができます。
abfファイルの階層構造をほぼ維持していますが、h3dファイルはComponentが3成分しか格納できませんので、
回転成分はTypeを分けて格納しています。
Pre-Requisite
本ページで紹介したスクリプト、サンプル結果ファイルはこちらです。
Usage/Installation Instructions
使い方も簡単です。
Altair Composeで添付のomlスクリプトを開きます。
7行目でabfファイルのファイル名を指定後、abfファイルのあるフォルダをファイルブラウザで開いていることを確認し、開始をクリックするのみです。FFT処理した_fft.h3dが出力されます。
データのトリミングやウィンドウ処理は10~13行目で指定してください。
ほか、6行目で出力ファイル名に追加するコメントを入力できます。ウィンドウ処理違いなどのメモにご利用ください。
Typeに含まれないものがある場合はエラーになりますので、下記を修正してください。
EXPRESSION, REQSUBがある場合もここの修正で対応可です。
Post-Requisite
使用製品:Altair MotionSolve/MotionView、Altair Compose
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