Altair MotionSolve / MotionViewにはマルチボディの人体モデルが標準で適用されており、歩行の解析や着座の解析など人体モデルを用いた様々な解析が可能です。
今回は、デモモデルに含まれる着座解析を実行してみました。
現実に近い慣性特性、関節特性があらかじめ入力されていますので、人体に関する解析が簡単に行えます。ぜひ適用してみたいアプリケーションがありましたら、使ってみてください。
他のモデルへ人体モデルを移す場合や、人体モデルの位置・向きを変える方法はこちら。
新GUIでのセットアップ
新GUIでは、下記よりMD_Tools extensionをダウンロードする必要があります。
New MD_Tools extension for Compose, TwinActivate and HyperWorks v2025.x - Altair Community
MD_Plugin_v2025_x.zipを任意のフォルダに解凍します(例えば、C:\Altairなど)。
ヘルプはREADME.pdfをご参照ください。
Windowsの環境変数
HW_MD_CUSTOM
を作成し、2.1で解凍したフォルダのパスを指定します。Extension.xmlがあるフォルダまで指定してください。
MotionViewを起動し、ファイル-> ExtensionよりExtension Managerを開きます。
右上のAdd Extensionより、2.1で解凍したフォルダのパスを指定すると、MD Tools forHyperWorksが追加されます。ボタンをオンにすると、使用できます。
MotionViewにMD Tools (MV)のメニューが追加され、その中に各種リボンアイコンが表示されます。
使用ソフト:
マルチボディシステムシミュレーション | Altair MotionSolve