機構解析・マルチボディダイナミクスでは過拘束という問題が発生します。
これは、モデル全体の自由度が0より小さくなっていて、ソルバーで解法できない状態を表します。
MotionSolveには、過拘束解除機能が備わっており、ソルバーが解法可能となるまで、自動で拘束を解除します。
ただし、拘束を解除する箇所はソルバーが勝手に決めますので、時には、ユーザが意図しない箇所の拘束が解除され、意図しない結果となる場合があります。
ということで、できれば、初めから過拘束のないモデルを構築するのが望ましいです。
今回は4節リンクモデルを例に、過拘束とならないモデル化について考えてみたいと思います。
本動画で使用した4節リンクモデルはこちらです。
使用製品:Altair MotionSolve/MotionView
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