過渡応答解析での構造減衰
AltairNakagawa
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OptiStructには色々なタイプの減衰効果を表現する手法が用意されています。添付資料のP1のように周波数応答解析では全てのタイプが使用できますが、過渡応答解析ではこの中の構造減衰は使用できません。なぜかというと、構造減衰は変位応答に比例した力を90度の位相差で生じさせますので、位相という指標を持たない過渡応答解析では考慮するすべが無いからです。PARAM,GやMAT1の中のGEなどは適度な減衰を考慮するのに便利ですが、過渡応答解析では全く考慮されませんのでご注意ください。使用したい場合には添付資料のP2のようにPARAM,W3やPARAM,W4と組み合わせて用います。ただし、この場合構造減衰と同じ減衰効果となるのは指定した周波数(角速度)の時だけです。それよりも低い周波数では小さく、高い周波数では大きく減衰が働きます。
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