OptiStructを用いた周波数応答解析を高速化する方法として有効な、CDSモデルの活用方法について説明いたします。
CDSモデルを活用することで1jobあたり数分・数時間を要するパラメータスタディを1job数秒に短縮できる可能性があります。
ここで説明するCDSモデルとは伝達関数(FRF)を使った縮退モデルを指します。
(伝達関数モデルという呼ばれ方もありますが、OptiStructではCDSモデルと呼んでいます。)
CDSモデルには以下の情報が含まれています。
- 各結合点と応答点間の伝達関数
- 結合点の加振点応答
- 結合点間の伝達関数
また、固有モード縮退モデルであるCMSモデルをCDSモデル化することで、固有モード周波数のパラメータスタディも高速化することができます。
CDSモデル作成方法の資料とサンプルモデルを添付しておりますので詳細は
こちらをご確認ください。