設計自動化:Inspireのパラメトリックモデリングでリブの設計を自動化する


目次

初めに

リブのある構造物を設計する際、リブを格子状に配置することがあります。
Inspireは設計者向けのCAEプラットフォームであり、構造、機構、流体解析を行うことが可能です。
構造解析では線形静解析と固有値解析を実行できます。リブ設計では線形座屈解析や線形静解析を行い、座屈や剛性に対して最適設計を行うことが可能です。

機能のデモ

Inspireのパラメトリックモデリング機能と設計探索機能を用いることで、以下のようなリブの設計を自動化することが可能です。
モデルを添付いたしますので、ぜひお試しください。

※Inspire2024を使用していますが、設計探索を行う際は、日本語GUIにバグがあるので英語GUIで操作を行っております。

リブのパラメトリックモデリング方法
スケッチでリブの位置を指定し、リブ機能でリブを作成する方法を紹介いたします。


使用したモデル:モデル.stmod

リブのパラメトリック最適化
設計探索機能を用いてリブの本数を最適化する方法を紹介いたします


設計探索の設定済みファイル:モデル_rib.stmod

モデルの反映方法と出力
最適なリブ本数を求めた後に、形状を反映させ出力する方法を紹介いたします

 

古いバージョンでリブをパラメトリックに作成する場合は
リブ機能はv2023で追加されています。以前のバージョンをご利用になる場合は以下の方法でリブのパラメトリックモデリングが行えます。