シミュレーション関連の技術リソースとディスカッションのためのスペース。
AcuSolveには、AcuSolveの流体解析結果からOptistructモデル(femファイル)に変換するユーティリティプログラムであるAcuOptistructが含まれています。 バージョン2021.2からこのAcuOptistructに関するチュートリアルが追加されました。 この追加されたチュートリアル「ACU-T: 3110 Exhaust Manifold Conjugate Heat Transfer - CFD Data Mapping」を通して、AcuOptistructの概要および操作手順を説明いたします。 なお、資料は、AcuSolve、OptistructおよびHyperWorks…
SimSolidの結果にて、選択情報→応答情報の座標系を円筒座標系とした場合の変位Fについて(下図参照)。 変位Fは回転方向の変位となります(単位:mm)。 サンプルモデルとして円柱モデルを用意しました。条件は以下になります。 ・片面完全拘束 ・拘束と逆の面:リモート変位のZ軸回転30deg ・値を確認するためのデータム点をセット ※モデルは円の中心を原点として作成、円筒座標系のR値がわかりやすいため ポイント1に着目 8つのデータム点を用意しています、例としてポイント1を確認します。添付ファイルのExcelに8つの点それぞれで計算しています。…
はじめに ヘルムホルツ共鳴は、開口部を持った容器の内部にある空気がばね、管部の空気がマスとなり、共鳴(共振)する現象です。 びんの口を横から吹いたときに出る音や、楽器(管楽器、ギターなど)で確認できます。また、車やバイクの排気音、タイヤの走行音などを減らすことにも利用されます。 以下はヘルムホルツ共鳴をOptiStructで再現するサンプルモデル (右側の添付ファイルHelmholz_sample.zip)の説明です。 解析モデル 以下のような形状で、空気をソリッド要素、上部の空気に無反射境界要素を作成します。 菅の上部にはある程度の体積の空気を球としておいています。これがないと開口端補正がずれてしまい、共振周波数も理論値からはずれます。…
SimSolidの解析では、ジオメトリインポート設定、結合設定、ソリューション設定が非常に大事になってきます。 これらの設定をうまく設定することで、SimSolidを用いて従来の有限要素と同精度の解析が行えます。 今回は結合設定について詳細に解説していきたいと思います。 (画像はクリックすると拡大します。) その他の設定はこちら ジオメトリインポート設定→SimSolidのジオメトリインポート設定について ソリューション設定→SimSolidのソリューション設定について 最初に SimSolidで結合を付与する際、溶接を実際に適用する場所は、結合を定義する前にシーム溶接コネクターを作成します。 理由は3つあります。 *…
2022年度Project PLATEAUユースケース開発「ローカル5G電波シミュレーションを活かした基地局配置計画」で作成したデータがPLATEAU VIEWに掲載されました。 弊社では、国土交通省が主導する、日本全国の3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクトPLATEAUを活用した下記のプロジェクトに参加しました。 ローカル5G電波シミュレーションを活かした基地局配置計画 | Use Case | PLATEAU [プラトー] (mlit.go.jp) その成果の一つである、電波伝搬シミュレーションとアンテナの最適配置検討結果がPLATEAU VIEWに掲載されましたので、ご紹介いたします。 PLATEAU…
Inspireでは定義された接触条件を変更する際は、一括変更する場合を除き、 ひとつずつGUI上で選択するか、接触テーブルから変更する必要があります。 ですが、PythonAPI を使用することで一括変更ができます。 ドキュメントは以下のようにしてアクセスできます。 *Pythonウィンドウは左上のビュー>Pythonウィンドウ、もしくはF4キーから開くことができます。 v2023以降 v2023以降では、接触アルゴリズムがOptiStructとSimSolidと同じになったため、ソルバーを指定する必要があります。 例:滑り接触のみを接触無視に変更する場合 OptiStruct from hwx import inspire model =…
本記事はFBD の活用方法: 荷重の分担、流れを確認するをもとに執筆しています。 HyperMesh - OptiStructをご利用になる場合はこちらをご覧ください。 始めに FBD, free body diagram, 自由体図と言うものがありますが、要は、釣り合い状態にある物体の、見たいところだけを切り出して、釣り合いに必要な力を図で示したり、確認したりするものです。 もっと簡単に言えば、学校の理科で習う、力のつり合い、作用反作用を図で描くことです。 SimSolidでは計算時パート間の反力を計算するため、高速かつ簡単にFBDを求めることができます。…
SimSolid v2022.3より「整列」接触条件が追加されました。 こちらは結合付与面や円筒面を整列、つまりピッタリ合わせるような荷重を付与することができます。 * 結合の接触条件を整列に変更 * 円筒面に整列境界条件を付与 また接触応答から反力等を確認することができます。 この機能を使うことで以下のようなことができます。 * はめあい解析(align1.ssp) * 面や円筒面を合わせる際に必要な荷重を確認する(align2.ssp) また、構造連続解析で使用することも可能です。剛性マトリックスを引き継ぐことで、モーダル初期応力や線形座屈解析、荷重の除荷等が行えます。 本記事で使用したモデルを添付いたします。ぜひご活用ください…
SimSolidの解析では、ジオメトリインポート設定、結合設定、ソリューション設定が非常に大事になってきます。 これらの設定をうまく設定することで、SimSolidを用いて従来の有限要素と同精度の解析が行えます。 今回はソリューション設定について詳細に解析していきたいと思います。 (画像はクリックすると拡大します。) その他の設定はこちら ジオメトリインポート設定→SimSolidのジオメトリインポート設定について 結合設定→SimSolidの結合設定について 目標 以下三つの目標があります。 v2022.3.1まで * 剛性アダプティブ * 応力アダプティブ * カスタム ではこれは何かというとヘルプにもありますが、ざっくりと…
SimSolidの解析では、ジオメトリインポート設定、結合設定、ソリューション設定が非常に大事になってきます。 これらの設定をうまく設定することで、SimSolidを用いて従来の有限要素と同精度の解析が行えます。 今回はジオメトリインポート設定について詳細に解説していきたいと思います。 (画像はクリックすると拡大します。) その他の設定はこちら 結合設定→SimSolidの結合設定について ソリューション設定→SimSolidのソリューション設定について ジオメトリインポートに関して SimSolidは現状、ソリッドジオメトリのみの取り扱いとなっています。…
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