シミュレーション関連の技術リソースとディスカッションのためのスペース。
A:以下の方法で計算時間を短縮する事が可能です。 ジオメトリのクリーンアップ * ジオメトリを大きく変更しない固定点(非常に小さなフィレットなど)をマージします。これにより、Inspire Extrudeソルバーの速度が向上します。同じ数の方程式の場合、ソルバーは、悪い角度を持つ要素から行列を因数分解するのにより多くの時間を要します。 要素のサイズを調整 * 薄いプロファイルを押出す場合、プロファイルとポケットの寸法はウェルドチャンバーに比べて小さくなります。このような場合、より大きな要素サイズ (ベアリング/ポケット (存在する場合) の要素サイズの 3 ~ 4 倍)…
A: バージョン2023 から、Inspire Extrude は可変開始カーブをサポートしていますので、対応が可能です。 下図の様に、「ベアリング開始カーブ」のメニューを使用してベアリング開始面を設定する事が可能です。 * ノート: * 終了カーブ名が BearingCurve_1 の場合、開始カーブに Bearing Start Curve_1 という名前を付けます。 * 終了カーブ名が BearingCurve_2 の場合、開始カーブに Bearing Start Curve_2 という名前を付けます。 * バージョン2023 にはこれに対応する GUI はありません。これはモデルブラウザーにて変更できます。 * 長所: * CAD…
初めに 次のように、トポロジー最適化を行うと、拘束部分の部材が無くなってしまうことがあります。本記事では、拘束部分の部材を残す方法をお伝えします。 (本記事は、https://community.altair.com/community?id=community_blog&sys_id=ad1ed0771b679890a5f742eddc4bcb71 に投稿していたものですが、検索で見つかりにくいので、こちらに再投稿しています) なくなってしまう理由 すくなくとも、与えた最適化条件に対しては、そこに部材が存在する意義が無いからです。 なくなってしまうと困る理由をよく考えてみる…
日本の気象庁では空にレーダーを発射して、反射してきた電波の強度などから日本上空の雨のようすを公開しています。 気象庁 | ナウキャスト(雨雲の動き・雷・竜巻) (jma.go.jp) この記事では気象庁の気象レーダーのカバー範囲をシミュレーションによって求め、下図のように実際の範囲と比較してみようと思います。 前提条件:Altair FekoのWRAPというソフトを利用します。レーダーの座標値などは、気象庁 | 気象レーダー (jma.go.jp) から取得しました。 WRAPでのシミュレーション実行方法 * WRAPはAltair Fekoのランチャーから起動します。 *…
はじめに HyperMesh のモーフィングには Morph constraints (モーフィング拘束) という、モーフィング時の節点の動きに制限をかける機能があります。 こちらに説明文はあるのですが、読んでも実際にどんな動きをするのかわからなかったため、一つ一つ、試してみて、動画で説明することとしました。 https://help.altair.com/hwdesktop/hwx/topics/pre_processing/morph/morph_constraints_r.htm 動画 動画ファイル .mp4 のダウンロード KB0124171:Morph_Constraintsの説明動画.mp4
初めに この記事では、 材料は線形特性のみ 塑性は考慮しない 応力閾値で破断 ソリッド要素 (厚肉シェル要素、積層厚肉シェル要素を含む) 向け というシンプルな複合材料の設定方法をお伝えします。 材料特性 /MAT/LAW12 のシンプルな使い方 材料カード /MAT/LAW12 のリファレンスはこちらです。 https://help.altair.com/hwsolvers/rad/topics/solvers/rad/mat_law12_3d_comp_starter_r.htm…
概要 V2023.1からサーフェスのインポートが可能になり、さらに厚みを設定できます。 本ナレッジにてサーフェスに厚みをつける機能について説明していきます。 最後にParasolidモデルを使用した例を動画で添付しています。 〇厚みをつける機能ヘルプ https://help.altair.com/ss/ja_jp/topics/simsolid/assembly/sheets_create_t.htm?hl=skin 厚みの設定方法 厚みの設定方法について説明していきます。 下図のように[設定]→[ジオメトリインポートの設定]にて[スキンのインポート]✓のON/OFFで…
バッチモードについて SimSolidではJavaスクリプトを作成し、バッチモードでスクリプトを実行できます。 〇バッチモードについてのヘルプ https://help.altair.com/ss/ja_jp/topics/simsolid/get_started/command_line_simsolid_r.htm 本ナレッジにて簡単な片持ち梁の計算を行います。ダウンロードはこちら バッチモードで現在可能な解析は以下です。 ・固有値解析(拘束なし) ・線形静解析(複数荷重ケース) → 力、リモート荷重、スポット変位を指定可能(.csvからインポート)。フェイスに対しては不可 スポット変位を0とすることで拘束設定可能 ・慣性リリーフの使用…
始めに 以下の記事で、HyperWorks のレポート機能の仕組みを説明してきました。 https://community.altair.com/community?id=kb_article_view&sysparm_article=KB0123711 https://community.altair.com/community?id=kb_article_view&sysparm_article=KB0123721 基本的にワードを操作する代わりに HyperWorks…
始めに こちらの記事で、初めての方は、モデルサマリ―レポート自動作成機能で、出来上がったレポート設定とワードファイルを見たら、どのようなことをしているツールなのか理解しやすいのではと言う記事を投稿しました。 https://community.altair.com/community?id=kb_article_view&sysparm_article=KB0123711 しかし、ゼロから何かしら作成してみることで、理解が進む場合もあると思います。そこで、今回は、Hello World とだけ書き込むレポートを作成しています。動画を観ていただいたり、ご自身でやってみたりすると、「ワードアプリでワードを作る代わりに、HyperWorks…
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