シミュレーション関連の技術リソースとディスカッションのためのスペース。
Altair MotionView / MotionSolveでブッシュ特性を非線形のカーブで定義する場合の注意点を紹介します。 サンプルモデルで説明します。モデルはこちらよりダウンロードいただけます。 モデル 1ボディを並進ジョイントで上下方向のみの運動に拘束し、上下方向のばねとしてブッシュを定義しています。ブッシュ特性はカーブを参照します。 カーブ カーブエンティティでcsvファイルを参照して定義しています。 右上がりのカーブで、+側のほうが剛性が高い設定としています。 ブッシュの定義(Type : Curve) Z方向の並進剛性をカーブで定義します。 Z Type: Curveとし、CurveでCurve 0を参照します。…
A: 自由曲面レベルのオプションを使用する事で可能です。 以前のInspire PolyFoamの結果表示では、自由曲面レベル:VOF(Volume of Fluid in the mesh)=0.5の場合、射出ステージのアニメーションが下図のように滑らかに見えないケースがありました。 しかし、バージョン2022.2以降で搭載された自由曲面レベルのオプションでパラメータを変更出来る様になり、滑らかに表示できるようになりました。 下図の様に、解析結果エクスプローラのダイアログで「自由曲面レベル」の値を変更すると、(例:0.01に変更)上手く表示出来るケースがあります。
A: 解析の実行ダイアログの「結果のマップ」オプションにチェックを入れると、実際の製品形状に近い結果を表示するテトラメッシュが生成されます。 * Inspire PolyFoamでは、ボクセルメッシュによる解析が実行されますが、解析結果をテトラメッシュにマッピングするオプションが搭載されました。このオプションにより、より実際に近い形状での結果表示が可能です。 * 要素のサイズを「細かい」または「粗い」で選択可能です。「細かい」が推奨となりますが、計算時間は「粗い」よりも長くなります。
A: 下記の2つのオプションを使用して考慮する事が可能です。 マンドレルオフセットとは? 中空ダイスの場合、マンドレル (またはインナー ベアリング) でのベアリングは、ダイスでのベアリングよりも前に開始されます。これは、押出プロセス中に押出力によって発生するマンドレルのシフトまたは移動を考慮するためです。内側ベアリングと外側ベアリングの間のベアリング開始位置間の距離は、マンドレルオフセットと呼ばれます。 マンドレルのオフセットをどのように考慮しますか? オプション…
A:以下の方法で計算時間を短縮する事が可能です。 ジオメトリのクリーンアップ * ジオメトリを大きく変更しない固定点(非常に小さなフィレットなど)をマージします。これにより、Inspire Extrudeソルバーの速度が向上します。同じ数の方程式の場合、ソルバーは、悪い角度を持つ要素から行列を因数分解するのにより多くの時間を要します。 要素のサイズを調整 * 薄いプロファイルを押出す場合、プロファイルとポケットの寸法はウェルドチャンバーに比べて小さくなります。このような場合、より大きな要素サイズ (ベアリング/ポケット (存在する場合) の要素サイズの 3 ~ 4 倍)…
A: バージョン2023 から、Inspire Extrude は可変開始カーブをサポートしていますので、対応が可能です。 下図の様に、「ベアリング開始カーブ」のメニューを使用してベアリング開始面を設定する事が可能です。 * ノート: * 終了カーブ名が BearingCurve_1 の場合、開始カーブに Bearing Start Curve_1 という名前を付けます。 * 終了カーブ名が BearingCurve_2 の場合、開始カーブに Bearing Start Curve_2 という名前を付けます。 * バージョン2023 にはこれに対応する GUI はありません。これはモデルブラウザーにて変更できます。 * 長所: * CAD…
初めに 次のように、トポロジー最適化を行うと、拘束部分の部材が無くなってしまうことがあります。本記事では、拘束部分の部材を残す方法をお伝えします。 (本記事は、https://community.altair.com/community?id=community_blog&sys_id=ad1ed0771b679890a5f742eddc4bcb71 に投稿していたものですが、検索で見つかりにくいので、こちらに再投稿しています) なくなってしまう理由 すくなくとも、与えた最適化条件に対しては、そこに部材が存在する意義が無いからです。 なくなってしまうと困る理由をよく考えてみる…
日本の気象庁では空にレーダーを発射して、反射してきた電波の強度などから日本上空の雨のようすを公開しています。 気象庁 | ナウキャスト(雨雲の動き・雷・竜巻) (jma.go.jp) この記事では気象庁の気象レーダーのカバー範囲をシミュレーションによって求め、下図のように実際の範囲と比較してみようと思います。 前提条件:Altair FekoのWRAPというソフトを利用します。レーダーの座標値などは、気象庁 | 気象レーダー (jma.go.jp) から取得しました。 WRAPでのシミュレーション実行方法 * WRAPはAltair Fekoのランチャーから起動します。 *…
はじめに HyperMesh のモーフィングには Morph constraints (モーフィング拘束) という、モーフィング時の節点の動きに制限をかける機能があります。 こちらに説明文はあるのですが、読んでも実際にどんな動きをするのかわからなかったため、一つ一つ、試してみて、動画で説明することとしました。 https://help.altair.com/hwdesktop/hwx/topics/pre_processing/morph/morph_constraints_r.htm 動画 動画ファイル .mp4 のダウンロード KB0124171:Morph_Constraintsの説明動画.mp4
初めに この記事では、 * 材料は線形特性のみ * 塑性は考慮しない * 応力閾値で破断 * ソリッド要素 (厚肉シェル要素、積層厚肉シェル要素を含む) 向け というシンプルな複合材料の設定方法をお伝えします。 材料特性 /MAT/LAW12 のシンプルな使い方 材料カード /MAT/LAW12 のリファレンスはこちらです。 https://help.altair.com/hwsolvers/rad/topics/solvers/rad/mat_law12_3d_comp_starter_r.htm…
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