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はじめに Radioss はビーム要素プロパティで、要素の 1番節点と 2番節点の端の回転自由度を開放することができます。 両方のプロパティにこの ωDOF フラグがあります。 ヘルプにこのように開放 (さすがに誤記だと思います) とあるので開放という言葉を私も選びましたが、要素プロパティ、要は要素の計算に関する部分ですので、節点の自由度をうんぬんかんぬんするというよりも、その自由度に対する剛性を 0 にしていると考えれば良いかと思います。 本記事では、この機能を使って、回転の剛性をゼロにする例題を一つ示します。 例題 ダウンロード: このようなモデルです。普通のビーム要素なら、上につられて、下も回るはずですが、…
はじめに Radioss はビーム要素の場合は、プロパティで、回転自由度をフリーに、回転自由度に対して剛性をなくしてしまうことができます。 しかし、上の図を見てわかる通り、並進自由度については、オプションがありません。 そこで、本記事では、KJOINT2 ばねをビーム要素に接続することで、並進自由度をフリーにするというのを模擬してみたいと思います。 KJOINT2 選定の理由 6自由度持つ、つまり 6自由度のばね定数を自由に決めることのできるばね要素特性は他にもあります。ただし、適切な質量、慣性モーメント、ばね定数を決めないと、小さすぎる時間ステップになってしまうなど、定義の難しさがあります。 一方で KJOINT2…
Overview: These are a set of files available for use to explore and understand the capabilities of Altair FlightStream. There are help Youtube videos that go along with these models. Included in the zip file are: Files: 777ER.vsp3 Blunt_TE_original.p3d Boeing 757S.STL…
Overview: Attached to this post you will find the source code and the compiled dll/so file of an EDEM API to simulate particle wear. This model is especially useful in mining and mineral processing, where operations like grinding in ball mills involve repeated impacts that can lead to erosion of the griding media. The…
はじめに 非線形静解析では、少しでも収束をよくするために、荷重で変形させるのではなく、強制変位で変形させることが良くあります。 とはいえ、強制変位でも座屈が起きれば収束できませんので、ある程度反力が出たところで、計算を打ち切りたい、という場合もあると思います。 OptiStruct には SENSOR というカードがあり、このコントロールができます。 本記事では、実際に例題を一つ示します。 SENSOR カードの説明 バルクセクションで定義した SENSOR カードを、サブケースセクションで参照するという仕組みになります。 まずは、バルクセクションの SENSOR カードの説明を、拘束反力到達で打ち切る場合について、説明します。…
始めに トポロジー最適化設定カード DTPL には STRESS とうい項目があり、すべての線形静解析に対するミーゼス応力の上限値を指定することができます。 実際には、計算コストを下げるためだと思いますが、要素一つ一つの値を直接見て制約するのではなく、こちらにあるノルム値の計算をしています。指数P 乗の平均値なので、大きい数値ほど平均値に大きく反映されます。 ここで一つ疑問が出てきます。このノルム値は、サブケースが複数ある場合、サブケースごとに計算されるのか、すべてのサブケースを合わせて一つの値を求めるのか、どちらであろうかということです。…
はじめに ある条件を満たしたテトラメッシュは、HyperView で描画することができずに消えてしまいます。 このとき、モデルには非常によろしくないことが起きていますので、テトラメッシュが消えてしまったときは、まあ良いか、で済まさずに、しっかりと対策をしましょう。 例題 論より証拠で、まずは現象を確認してみましょう。モデルのダウンロードはこちらです。 こちらのモデルは HyperMesh で読み込むとちゃんと表示されます。 しかし HyperView で読み込むとどうやっても要素を表示することができません。 なぜなのでしょうか? 実はこのモデル、人の目で見ると、テトラ要素が一個あるだけですが、内側に向かって 4個のテトラメッシュが切ってある…
はじめに PBARL, PBEAML は、断面形状を入力するだけで、はり断面を設定できるのは便利なのですが、一方で、断面積 A, 断面二次モーメント I1, I2 を明示するわけではないため、モデルの妥当性の確認をしたいときには不便です。 そこで、本記事では、PBARL, PBEAML を使いながらも、実際に OptiStruct 内部でどのような A, I1, I2 が使われたのかを確認する例題を示します。 使用する機能 I/O セクションの ECHO を使います。 いろいろ機能があるようですが、使うのはこれです。 echo = prop もともとは入力データをこだまする (echo) ものですが、PBARL と PBEAML…
始めに 一般的な物理では、物体を滑らそうとしても、摩擦よりも力が小さい場合は、物体は全く滑らず、摩擦よりも大きくなると、滑る、そういうものとして扱われていると思います。 しかし、Radioss (*1) は、接触をペナルティ法、要するに、目に見えないばねで表現します。ばねなので、次のように、ある程度ずれてばねが伸びないと、十分な摩擦力が発生しない、という挙動になります。 本記事では、簡単な例題を使って、この挙動を確認していきます。 *1) 接触をペナルティ法で模擬するソルバーはどれも同じではないかと思います。 例題 ダウンロード…
Introduction In the world of automotive engineering, the performance and reliability of drivetrains relies on the design and performance of constant velocity (CV) joints. These critical components facilitate smooth torque transfer while accommodating varying angles between connected shafts, making their implementation…
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