長さ1m,一辺5cmの正方形の棒を両端自由はりとして固有値解析をしたのですが,固有振動数が手計算の値(一次264Hz,二次727Hz,三次1426Hz)と違い同じ値が続いたりするのはなぜでしょうか?
hyperbeamで断面を作り,ラインメッシュでつなげています.
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
重解です。
例えば梁の長手方向がXとしますと、断面が正方形ですので、Y方向への一次振動モードとZ方向の一次振動モードは同じ形で同じ固有周波数に
なるはずです。
単に数値だけでなく、モード形状も合わせてご確認ください。
重複した質問失礼しました.
おっしゃる通りそれぞれ変位する方向が別でした.ありがとうございます.
あともう一つお聞きしたいのですが,変位が0(もしくは限りなく小さい)であってもモード次数が結果として出力されるのですがこれはなぜでしょうか?
剛体モードのことかと思います。
拘束していないモデルでは変形を伴わずに自由に6方向に動くモードが出ます。
ほぼ0Hzとなります。
モデルに拘束条件が付与されている場合は出ません。
6次までの剛体モードとは別に以下の画像で13,17,22で変位が限りなく小さい結果が出ています.
こちらはどういった現象なのでしょうか?
固有値解析では変位量は意味を持ちません。
HyperViewで実際の変形モードをご確認ください。
HyperViewで変形モードを確認してみました.上の値の時には変形の大きい場所が片側に偏っていました.(他の変形モードは前後対称です)
Y,Z方向の固有周波数の手計算での値と合わせるとこの値が不要なのですが,どうすれば合うでしょうか?
軸回転成分を止めていないのであれば軸回転のモードが出ているものと思われます。
回転成分はどのようにしてとめればいいのでしょうか.
ConstraintsでDOF4~6を拘束すればよいですか?