削除してみる
こんな感じで、2要素モデルをサブケース 1で引っ張っておいて、サブケース2 で引っ張っている側の要素を消してみます。

BEGIN BULK 以下には、

このように要素セットを REMOVE (消す) という指定をしています。
SUBCASE セクションは

この結果 subcase 1 ではこのように伸びますが

サブケース2 ではけん引役の要素が無くなったので、縮みます。

入力ファイルのダウンロード: model01.fem
追加してみる
今度は追加してみます。モデルは同じですが、subcase 1 では引っ張る要素がなくて、 subcase 2 で復活します。

実は、増やすには、最初に消しておく必要があるので、サブケースから見てみます。

ではバルクセクションはと言うと、こうなります。

WOSTRN のところですが、場合によっては、消えている間に要素の形が変わっていることもあります。そのとき WOSTRN だとその状態でひずみゼロとします。WISTRN とすると、変形に応じた初期ひずみを与えた状態でサブケースが始まります。
アニメーションで結果を見てみましょう。サブケース1 ではけん引役の要素が無いので、残された方は全く動きません。

サブケース2でけん引役の要素が追加されるので、引っ張られます。

入力ファイルのダウンロード: model02.fem
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