SimSolid_v2023.1:サーフェスに厚みをつける機能
概要
V2023.1からサーフェスのインポートが可能になり、さらに厚みを設定できます。
本ナレッジにてサーフェスに厚みをつける機能について説明していきます。
最後にParasolidモデルを使用した例を動画で添付しています。
〇厚みをつける機能ヘルプ
https://help.altair.com/ss/ja_jp/topics/simsolid/assembly/sheets_create_t.htm?hl=skin
厚みの設定方法
厚みの設定方法について説明していきます。
下図のように[設定]→[ジオメトリインポートの設定]にて[スキンのインポート]✓のON/OFFで
サーフェスのインポートの有無を決められます。まずはONにしてください。
下図のシートの作成から設定できます。
クリックしますと下図のようなダイアログが出てきます。
・膨張方向 → 厚みを付ける方向を指定できます。
例:上下方向10[mm]なら上下それぞれに5[mm]ずつ、上方向、下方向なら片方向に10[mm]設定されます。
膨張方向にて上や下を選択しますと厚みを作成する方向に矢印が表示されますので方向を確認してから作成してください。
・すべてのスキンに適用 → シート厚に入力された値をすべてのサーフェスに適用します。
・特定のスキンに適用 → サーフェスそれぞれに別々の厚みを設定できます。
特定のスキンに適用を選択しますと下図のように設定できます。
それぞれにシート厚を入力していただきOKをクリックしますと厚みが適用されます。
設定しますと下図のようにパート名の右に厚みが表示されます。
パート名をダブルクリックしますと再度厚みを変更できます。
Parasolidモデルを使用した例
実際に操作している動画を添付します。モデルはこちら
モデルを読み込み、厚みを適用、さらに結合設定、構造解析を行います。