Inspireの最適化後形状で確認解析が実行できないときは

Naoya Akagawa_20448
Naoya Akagawa_20448
Altair Employee

Inspireの最適化後形状に対して確認解析を行う際、解析が実行できなかったり、エラーが発生することがあります。
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Inspireは最適化後形状のメッシュに対しスムージングを行いますが、このスムージングが上手くいかないことが原因です。
実行フォルダのoptiAnalysis.outで以下のエラーが発生していることがあります。
  *** ERROR #  15 ***
  CTETRA element 810256 is distorted (zero or negative Jacobian).

この問題を回避するためには、上手く解析が実行(スムージングが成功)できるまで、表示している要素密度値を変更します。
この際、トポロジースライダーから変化させると細かな制御ができませんので、
解析アイコンをクリックし、要素密度コンターから要素密度値を変化させます。
もしくはAltキーを押しながらトポロジースライダを変化させると細かな制御が可能です。

*機構解析におけるパートの最適化の際も構造リボンの解析アイコンから変化させます。