Radioss の力による荷重条件 /CLOAD の簡単な例

altair_fukuoka
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Altair Employee

始めに

本記事では、力荷重 /CLOAD の最低限の使い方の説明と、例題モデルを一つお伝えします。

 

/CLOAD の使い方

ヘルプはこちらです。

https://2024.help.altair.com/2024/hwsolvers/ja_jp/rad/topics/solvers/rad/cload_starter_r.htm

 

Radioss の入門の演習書では、強制変位 /IMPDISP を扱っているので、こちらを使ったことがある方であれば、なんとなく使い方は想像つくかとおもいます。

https://learn.altair.com/course/view.php?id=699

(要ログイン。初回アクセス時に "enroll me" というボタンを押す必要あり)

 

最低限必要な項目は、次の緑の3項目です。

 

fct_IDT 力の大きさ-時刻のカーブ /FUNCT(_SMOOTH) の ID
Dir 力の方向
grnd_ID 力を与える節点グループ の ID

 

簡単な例題

このように、ばねを伸ばすだけの例題を用意しました。/CLOAD 作成の参考にしてください。

 

ばね定数を 1 (力/伸び) としているので、このように傾き 1 の FS 線図となります。

 

例題ファイルのダウンロード: model01.7z