HyperWorks 2022.1 シミュレーションリリースにてカスタムソリューションをより迅速に開発および展開
HyperWorks 2022.1 では、いくつかの主要なカスタマイズと自動化の機能強化が導入されました。カスタム コンテンツを任意の HyperWorks クライアントに持ち込むことが、これまでになく簡単になりました。
次のビデオでは、拡張機能、API (アプリケーション プログラミング インターフェイス) コマンド、および HWC (HyperWorks コマンド) 言語に関する最も重要な更新について簡単に説明します。以降の段落では、各トピックの概要を簡単に説明しますが、お急ぎの場合は、ビデオに移動して [再生] をクリックしてください。
拡張機能は、すべての HyperWorks クライアントをサポートするようになりました。つまり、HyperMesh、HyperView、HyperGraph、MotionView などで、自動化ルーチンをカスタムリボンまたはツールバーとして公開できます。要件に応じて、クライアントごとに拡張機能を個別に開発することも、すべてを 1 つの拡張機能にまとめてパッケージ化することもできます。
拡張機能を使用すると、独自のコンテキスト (セレクター付きのガイドバー、オプションメニュー、マイクロダイアログなど) を作成し、それらを Tcl スクリプトにリンクできます。これはすべて、新しいコンテキスト API コマンドのおかげで可能になります。ビジネス ロジックとカスタム コンテキストの間に必要な接着を提供することとは別に、新しいコマンドを使用すると、コアの HyperWorks コンテキストと相互作用することもできます。
カスタマイズの観点から、コアコンテキストをプログラムで操作する機能は、パネルの削除戦略に関して非常に重要です。レガシーパネルの廃止に伴い、パネル API コマンドも同時に廃止されます。今日パネルを自動的に投稿しているスクリプトは、代わりに対応するコンテキストを入力するように更新する必要があります。
カスタム コンテキストの作成は、XML ファイルによるローコード定義により非常に簡単ですが、すべてのカスタム ソリューションで設定が必要なわけではありません。特にポスト処理ワークフローの場合、Command Record & Playback (HWC) を使用して、必要なタスクを直線的に非常に効率的に自動化できます。HyperWorks 2022.1 では、HWC 言語は、HyperView 機能の最大 85% と HyperGraph 機能のほぼ半分をカバーしています。ビデオ録画のライブ デモンストレーションでは、わずか 1 行のコードを使用して複雑な操作を自動化する方法を紹介します。