疲労解析(Fatigue)のデモ動画を解説

fujita
fujita
Altair Employee

疲労解析は、多数の荷重サイクルにおける構造物の耐久性を求めます。 SimSolid 2020.2では、S-N(応力-寿命)アプローチを使用した多軸疲労解析がサポートされています。これは、応力テンソルを使用して損傷を計算します。 応力-寿命法は、構造物の応力レベルが弾性範囲にあり、高サイクルの疲労寿命予測に適しています。

以下の疲労解析のデモ動画について解説します。

https://www.youtube.com/watch?v=tv65xMA0QYs

STEP1

疲労解析に先立って、複数荷重ケース(Multi-load cases)の静解析を実施します。

手順は以下になります。

https://community.altair.com/community?id=community_blog&sys_id=a778f8771b43e050507ca6442a4bcb7c

STEP2

続いて、疲労解析荷重ケースを設定します。Import channelsから

imageimage

フォルダパスを指定し、csvを読み込みます。

image

csvの書式は以下になります。

Event name, Repeats, Gate range,Filename, Channel sets
Event 1,1.00E+05,0,1st_event.rsp,1-2;3-5
Event 2,6000,0,8th_event.rsp,1-3;5-7
Event 3,8000,0,12th_event.rsp,1;3;5;1

 

この動画では、3つのバイナリのrspファイル(1st_event.rsp, 8th_event.rsp, 12th_event.rsp)がcsvによって参照されており、応力振幅の倍率の時刻歴を定義しています。Channelsから時刻歴波形を確認できます。

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Eventsから、Channelの時刻歴波形とSTEP1の荷重ケースの組み合わせを設定します。

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Channels, Eventsが設定できれば、Solveボタンimageから計算実行できます。

imageから損傷と寿命のコンターを表示できます。一般に寿命は損傷の逆数になります。

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