解析の途中にジョイントを無効にし、引き続き解析を続ける方法を紹介します。
たとえば、動画の最初に示しますように、ボールを放り投げるような解析が行えます。
MotionViewのtemplateエンティティを使い、MotionSolveの入力ファイルであるxmlファイルに直接コマンドを追加します。
他、Sensorエンティティの使い方も紹介します。
本機能を使うことで、様々なシミュレーションが行えますので、是非ご活用ください。
続きです。
Sensorエンティティを用いて、振り子が真下に来たときに、ジョイントを切り離します。
動画で使用したモデルはこちらです。
補足1:
Sensorが起動した時刻を保存する手順を紹介します。
SensorエンティティにEvaluation expressionを追加します。Expressionは`time`とします。
これで、センサ起動時にこの式が評価され、センサ起動時のtimeが記録されます。
    
        
            
    
ただし、このセンサはこの後すぐにdeactivateで無効化されるため、別途solver variableを定義し、ここにセンサの値を保存しておきます。
    
        
            
    
出力でこのsolver variableの値を確認してみましょう。
無事センサ起動後にセンサ起動時の時刻の値が保持されました。
    
        
            
    
モデルはこちらです。
補足2:
新GUIでは、下記よりアクセスいただけます。
Template
    
        
            
    
Sensor
    
        
            
    
使用製品:Altair MotionSolve/MotionView