Altair HyperStudyとAltair Composeで自在に設計変数を設定できます
あるパラメータを設計変数としてDOEや最適化を行いたいたいが、モデルやファイルの構成上、設計変数の設定がやりにくい・できないことはないでしょうか?
そんなときはAltair HyperStudy + Altair Composeをご利用ください。
Altair Composeのスクリプティングにより自在に設計変数化が可能です。
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今回はMotionSolveでご利用可能なタイヤモデルCDTireの空気圧に対して適用したサンプルを作成しました。
CDTireの空気圧指定はCDTireのプロパティファイルの拡張子で行います。
プロパティファイル名がtire_31.21の場合、.21が空気圧を示しています。
空気圧を変更するには、プロパティファイルの拡張子を書き換えて、さらに、MotionSolveの入力ファイルであるxmlファイルのプロパティファイル参照先を書き換える必要があります。
この作業をAltair Composeで自動化できます。指定した空気圧でプロパティファイル、xmlファイルを書き換え、さらにMotionSolveを実行します。
このスクリプトをHyperStudyから実行することで、空気圧を変えた様々な応答(縦ばね最大荷重など)を取得可能です。
操作動画は下記です。
サンプルモデルのダウンロードはこちらです。
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Pythonではなく、OMLを使用する場合は、実行ソルバーとしてAltair ComposeをHyperStudyに登録します。
HyperStudyのEdit -> Solver Script
Add Solver ScriptのOther Applicationを選択します。Labelとvarnameはユーザがわかるように設定します。
行が追加されますので、PathでComposeのインストールディレクトリからhwx/Compose_batch.batを選択します。
Compose_batch.batの実行コマンドが、
Compose_batch.bat -f ファイル名.oml
になりますので、User Argumentsに-fを指定しておくと便利です。
HyperStudyのソルバーとしてComposeが選択できるようになります。
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