CAEの計算結果に対して、ある演算を行い新しい結果をアニメーション表示するサンプルスクリプトを用意しました。
簡単な処理でしたら、HyperViewのDerived Result機能で行えますが、複雑な演算は面倒です。
そんな場合は、Altair Composeをご利用ください。
今回は、周波数応答計算結果に対して、ある節点の変位を差し引くサンプルとしました。周波数応答計算の結果は複素数ですので、Derived Resultでは少々面倒ですが、Composeは複素数の演算にも対応していますので、実数と同じ感覚で処理できます。
また、Altair Composeはreadvector / readmultivectorコマンドでHyperWorks他、Abaqus、LS-DYNA、Nastranなど著名なCAEの結果ファイル(アスキー/バイナリ)を直接読み込めますので、読み込み処理も簡単です。
最後は、hwasciiフォーマットで演算した値を書き出すことで、HyperViewでアニメーション表示できます。
ぜひ、みなさまの実施したい処理のひな型としてご利用ください。
サンプルスクリプトのダウンロードはこちら。
使用製品:Altair Compose
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