シミュレーション関連の技術リソースとディスカッションのためのスペース。
はじめに 機構解析ソフトAltair MotionSolveと構造解析ソフトAltair OptiStructを用いたギアボックスの音響解析事例を紹介します。 Altair MotionSolveを用いた機構解析により、ギアの接触、シャフトの弾性変形を考慮した軸受けの荷重履歴を算出します。 Pythonスクリプトにより、軸受け荷重履歴をFFT処理し、周波数応答の入力荷重に変換します。 Altair OptiStructを用いた構造解析により、ギアボックスと音場の振動計算を行い、騒音レベルを算出します。 モデルとドキュメントは下記よりダウンロード可能です。 Gearbox Acoustic Analysis using MotionSolve…
PSIM 2023.1でPython APIがサポートされました。 シミュレーションの実行、リスタート、schematic内の要素の作成、編集などがPythonコマンドで実行できます。 本記事ではセットアップ方法を説明します。 PSIMのインストールにはPythonが含まれませんので、別途準備いただく必要があります。 本記事ではAltairの科学技術計算ツールAltair Composeを使用します。 Altair Composeでは、Matlab互換のOpen Matrix LanguageやPythonを使用したコーディング、デバッグが可能です。 Altair Composeのインストール Altair…
説明 塑性ひずみの説明をするときに、次の図のような 1軸引っ張り試験結果を用いて説明することが多いため、(全)ひずみが大きくなるほど、塑性ひずみも大きくなる、と思ってしまいがちです。しかしこれは、 1軸引張試験の結果にだけ当てはまることであって、実際の衝突シミュレーション等では全くあてはまりません。 なぜなら、そもそも計算している物理量が別の考え方のものだからです。…
HyperWorksを使用してマルチボディダイナミクス(MBD)問題を解くための入門コースで、MBD問題の構築、解法、ポスト処理について説明します。 このコースは、一般的なマルチボディメカニズムに焦点を当て、MotionView/MotionSolveでのモデリングを学ぶための出発点となります。 総合案内 このモジュールでは、ソフトウェアのダウンロードとインストール方法について説明します。 基本知識 このモジュールでは、ソフトウェアの起動方法、作業方法、ファイルの共有方法を含むこのコースの概要と、単位と重力に関する短いレッスンを行います。 基本的な剛体モデルの作成…
AcuSolveには、AcuSolveの流体解析結果からOptistructモデル(femファイル)に変換するユーティリティプログラムであるAcuOptistructが含まれています。 バージョン2021.2からこのAcuOptistructに関するチュートリアルが追加されました。 この追加されたチュートリアル「ACU-T: 3110 Exhaust Manifold Conjugate Heat Transfer - CFD Data Mapping」を通して、AcuOptistructの概要および操作手順を説明いたします。 なお、資料は、AcuSolve、OptistructおよびHyperWorks…
SimSolidの結果にて、選択情報→応答情報の座標系を円筒座標系とした場合の変位Fについて(下図参照)。 変位Fは回転方向の変位となります(単位:mm)。 サンプルモデルとして円柱モデルを用意しました。条件は以下になります。 ・片面完全拘束 ・拘束と逆の面:リモート変位のZ軸回転30deg ・値を確認するためのデータム点をセット ※モデルは円の中心を原点として作成、円筒座標系のR値がわかりやすいため ポイント1に着目 8つのデータム点を用意しています、例としてポイント1を確認します。添付ファイルのExcelに8つの点それぞれで計算しています。…
はじめに ヘルムホルツ共鳴は、開口部を持った容器の内部にある空気がばね、管部の空気がマスとなり、共鳴(共振)する現象です。 びんの口を横から吹いたときに出る音や、楽器(管楽器、ギターなど)で確認できます。また、車やバイクの排気音、タイヤの走行音などを減らすことにも利用されます。 以下はヘルムホルツ共鳴をOptiStructで再現するサンプルモデル (右側の添付ファイルHelmholz_sample.zip)の説明です。 解析モデル 以下のような形状で、空気をソリッド要素、上部の空気に無反射境界要素を作成します。 菅の上部にはある程度の体積の空気を球としておいています。これがないと開口端補正がずれてしまい、共振周波数も理論値からはずれます。…
SimSolidの解析では、ジオメトリインポート設定、結合設定、ソリューション設定が非常に大事になってきます。 これらの設定をうまく設定することで、SimSolidを用いて従来の有限要素と同精度の解析が行えます。 今回は結合設定について詳細に解説していきたいと思います。 (画像はクリックすると拡大します。) その他の設定はこちら ジオメトリインポート設定→SimSolidのジオメトリインポート設定について ソリューション設定→SimSolidのソリューション設定について 最初に SimSolidで結合を付与する際、溶接を実際に適用する場所は、結合を定義する前にシーム溶接コネクターを作成します。 理由は3つあります。 *…
2022年度Project PLATEAUユースケース開発「ローカル5G電波シミュレーションを活かした基地局配置計画」で作成したデータがPLATEAU VIEWに掲載されました。 弊社では、国土交通省が主導する、日本全国の3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクトPLATEAUを活用した下記のプロジェクトに参加しました。 ローカル5G電波シミュレーションを活かした基地局配置計画 | Use Case | PLATEAU [プラトー] (mlit.go.jp) その成果の一つである、電波伝搬シミュレーションとアンテナの最適配置検討結果がPLATEAU VIEWに掲載されましたので、ご紹介いたします。 PLATEAU…
Inspireでは定義された接触条件を変更する際は、一括変更する場合を除き、 ひとつずつGUI上で選択するか、接触テーブルから変更する必要があります。 ですが、PythonAPI を使用することで一括変更ができます。 ドキュメントは以下のようにしてアクセスできます。 *Pythonウィンドウは左上のビュー>Pythonウィンドウ、もしくはF4キーから開くことができます。 v2023以降 v2023以降では、接触アルゴリズムがOptiStructとSimSolidと同じになったため、ソルバーを指定する必要があります。 例:滑り接触のみを接触無視に変更する場合 OptiStruct from hwx import inspire model =…
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