シミュレーション関連の技術リソースとディスカッションのためのスペース。
高周波電磁気学(HFEM) ツールボックスは、Altair Compose での遠方場、近傍場、インピーダンス データなど、Altair Feko データのポスト処理専用のライブラリです。円偏波、Ludwig 3 交差および Co 偏波など、導出された電磁気量のデータに簡単にアクセスできるフィールド計算機が用意されています。 主な特徴 * Compose でプロットするために必要な Feko データをインポートしてスライスすることで、後処理を高速かつ簡単に実行できます。 * HFSS フィールド データ (.ffd および .nfd) を Feko 形式 (.ffe、.hfe、.efe) に変換します。 * 1…
この記事は、Modeling and Analysis of An Electric Motor with Step-Skewed Rotorを翻訳したものです。 コギングトルク、電磁振動、ノイズを低減する効果的な方法として、スキューイングはモーターの設計に広く適用されています。たとえば、電気自動車のTesla Model 3では、ローターは以下に示すように、一種のステップ スキューイング設計を採用しています。 ステップスキューローターを備えたモーターの電磁界解析を実行する場合、軸方向の不均一性のため、断面での2 次元解析を実行することはできません。通常、解析には次に示すように 3 次元モデルを構築する必要があります。 ただし、3D…
この記事は、Altair Feko: How to install CADFEKO [LEGACY] using the standalone installer?を翻訳したものです。 この記事では、スタンドアロンのレガシーCADFEKOインストーラー(ここdownloaded hereからダウンロードできます)の背景とインストール手順について説明します。 背景 Feko 2023.1以降、レガシーCADFEKOはFekoインストーラーに含まれません。…
この記事は、Using Intel MPI version 2021.12 with Fekoを翻訳したものです。 Feko 2023.1およびFeko 2024.0に同梱されているインテル® MPIを使用した場合、複数のノートにまたがってFekoシミュレーションを起動すると、メモリー使用量が過剰になることがあります。この動作は、新しいバージョンのインテル® MPI (バージョン 2021.12 以降) で修正されています。 インテル® MPI 2021.12 を Feko 2023.1 または Feko 2024.0 で使用する場合は、Feko のインストール場所に解凍して Feko にデフォルトで同梱されているインテル® MPI…
この記事はWhat is the hardware that can be used to solve a model given its approximate size and the Feko solver used?を翻訳したものです。 ソルバーのスケーラビリティとは、コア数を増やしたときにソルバーがどれだけ効率的に動作するかを意味します。ソルバーのスケーラビリティは、主に次の3つに依存します。 * ハードウェアの仕様(CPUタイプ、CPUあたりのコア数、ノードあたりのCPU数、クラスタ相互接続) * モデルサイズ(通常、メッシュ要素の数を指すます) * ソルバータイプ (MoM, MLFMM, FEM, …)…
この記事はModeling and analysis of a PMSM with a continuous-skewed statorを翻訳したものです。 説明 対象とする、右の図に示す永久磁石同期モーター(PMSM)は、以下の要素を含んでいます。 * ヨーク、スロット、巻線を含む連続したスキューのある固定部分(ステーター)。 * エアギャップ * 磁石が埋め込まれた回転部(ローター ) 解析 1 - コギングトルク 解析2 - 逆起電力 解析3 - 一定速度 解析4 - 始動時 例題へのアクセス この例に対応するすべてのファイルは、このリンクからアクセスできます(異なるバージョン用)。 * 2024 version :…
始めに HyperMesh はショートカットキーをサポートしています。 次の図のように、もともと多くの機能がショートカットキーの対象となりますが、ここに出てこない機能も、スクリプトを自作することができれば、スクリプトを起動するショートカットキーを設定することができます。 この記事は、 * スクリプトに必要な HyperMesh コマンドの見つけ方 * スクリプトにする方法 * スクリプトにショートカットキーを割り当てる方法 をなるべくわかりやすく説明します。なお、記事では細かい作業は省略しているため、細かい作業は、最後の動画で確認してください。 スクリプトに必要な HyperMesh コマンドの見つけ方 HyperMesh…
始めに 実験に合うように荷重を同定しようと考える場合、HyperStudy でぴったり合うように荷重の値変えて、解析ソルバーを流して最適化する、というのがぱっと思いつくことだと思います。しかし、対象が線形静解析である場合、線形静解析の特徴をうまく使うことで、もっと手軽に高速に合わせこみができます。この方法は、線形静解析が実行できるソルバーであれば、どのソルバーにも対応します。 線形静解析の原理 1つめの原理ですが、線形静解析では、入力と結果は掛け算の関係があります。このような荷重 F1 とひずみ ε の関係があるとします。F1=1 の時のひずみを ε(F1=1) といった具合に表現するとします。 すると、F1=10…
この記事では、電波伝搬シミュレーション結果をQGISを利用して表示する方法について記載をしています。 QGISにつては弊社のツールではないので、操作のサポートなどは行えませんが、結果活用のヒントになれば幸いです。 QGISは地理空間情報データの閲覧、編集、分析機能を持つオープンソースソフトウェアです。様々な分析機能も持っているので、電波伝搬シミュレーション結果の可視化だけでなく分析にも活用できると思います。 電波伝搬シミュレーションは弊社のAltair Fekoに搭載されているWinPropで実施することが可能です。 電波伝搬シミュレーション(WinProp)での準備 結果ファイルのテキスト形式での保存設定…
HyperWorks 2024でManagedライセンスをご利用の際、環境変数「ALM_HHWU_USE_WININET」が設定されていると、WindowsからProxyサーバー情報を取得する際に通信障害が発生する可能性があります。 ※本来は、「ALM_HHWU_USE_WININET」はWindowsが持つProxyサーバー情報を参照するための環境変数です。 この問題を解決するために、以下の手順で特定のdllファイルの置き換えをお願い致します。 * 起動中の弊社製品を全て終了します。 * 「C:/temp」フォルダに、以下の2つのdllファイルを保存します。 liblmx-altair.dll 👉 liblmx-altair.dll…
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