始めに
HyperStudy では、新しく作った DOE を実施する前に、すでに実施した DOE の結果を追加することができます。
これにより、重複する計算を省略することができたり、複数の DOE の結果を一つの表にまとめたりすることが用意になります。
なお、DOE を例として挙げていますが、最適化でも同じです。つまり、正確には、
「新しく作った DOE または最適化を実施する前に、すでに実施した DOE または最適化の結果を追加する」
となります。
例題
HyperStudy アーカイブファイルのダウンロード:
バージョンは 2025.1 です。
実施している計算自体は、1~10 の自然数の足し算、つまり 1+1 から 10+10 までの足し算です。
全部で 100 通りです。
最初の DOE では HammerSley を 10回行っています。
二回目は、結局全部の組み合わせの 100通りをやることにしました。一回目の 10回分がもったいないので、この 10回分は、一回目のものを読み込みます。
例題モデルは、2回目の DOE の実行 (Evaluate) をする手前で止めています。
読み込んだデータは計算対象外となっており、
すでに結果も読み込み済みとなっています。
補足1
あくまでもそれぞれの DOE のセットアップ自体は独立しています。
つまり、DOE1 でどういう組み合わせをしていたのかを DOE2 の組み合わせを決めるときには考慮しません。
あくまでも、組み合わせを決めた後に重複があれば除外するという動作です。
例えば今回の例題で、DOE2 を 40回とします。組み合わせが重ならなければ合計 50個となるはずですが、実際にやってみると、45組にとどまっていて、5組は重複があったことを示します。
ご自身で実際に確かめてみてください。