履歴を用いたパッケージ容器のモデリング〜デザインの履歴とは〜
CATIAやNX、SOLIDWORKSなどの3DCADを既にお使いの皆様は、履歴・コンストラクションヒストリーを日々活用されていると思います。
Evolveの履歴はひょっとすると一風変わっているかもしれません。
アイディアを形にする、頭の中にあるもやもやした形状を取り出すことに特化した履歴機能となっています。
今回はパッケージ容器のモデルを用いて、Evolveのユーザインタフェースと履歴機能の扱い方をご紹介します。
デザインしたいところや考え中のところをうまく履歴に組み込み、マウスドラッグで形状を粘土のように変形させ、頭の中のアイディアが一体どんなサイズ感であるのかを見出していく、そばに寄り添ってくれるようなソフトウェアです。
まずはをお願いします。
2つの似たデザインのボトルと、その元カーブを2本隣りに並べています。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
内側のカーブを選択し、ポイント編集 でカーブのコントロールポイントを移動(Wキー)で自由に編集します。
右側のボトルのボディ形状に影響し、カーブのポイントを変更するだけでボトル形状全体のコマンド履歴が瞬時に再計算されます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
外側のカーブを選択し、パラメーター編集 でセグメントのR値をプロパティの半径の項目に数値を入力して編集します。
左側のボトルのボディ形状に変更が反映されます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
動画で操作を詳しく説明しています。
モデルをさわりながらご覧くださいませ。
動画は右クリックでダウンロードできます。