こんにちは!
静岡大学学生フォーミュラチームSUMです.
今回は,6月と7月に取り組んだ,Altair Radiossを用いた,鋼管の構造解析についてご紹介します.
先月までに作成したカーボンパーツの積層構造解析を応用し,鋼管パイプの3点曲げ試験のモデルを作成しました.
【目的】
8月以降に,実際にパイプを用いて材料試験を行なう予定です.
そのため,解析結果と実験結果を比較することで,よりよい解析モデルの作成に挑戦したいと考えています.
【モデル作成の手順】
まず,パイプと治具を再現し,メッシュを作成しました.
次に,治具の拘束,治具とパイプの接触を作成しました.
その後,
・パイプと治具それぞれのMaterial
・それぞれのProperty
を作成・適用し,0.01secで19mmの強制変位という条件を与えました.
【今後の課題】
このモデルでは,パイプは円形ですが,試験片の際と同様のメッシュを適用しました.
今後は,形状に合わせてメッシュの切り方を適切に選択できるように,学習を進めていきます.
今後もよりよいカーボンパーツの設計・製作に取り組んでまいりますので,応援よろしくお願いいたします!