遠心力の設定
RFORCEカードを用います。
HyperMeshではload collectorのカードイメージでRFORCEを選択してください。
R1/R2/R3は回転軸ベクトルを指定します。単位ベクトルにして頂くことをお勧めいたします。
Gは回転軸が通る節点のIDを割り当てます。これにより回転軸が決まります。
Aは「単位時間当たりの回転数」となります。
RACCは角加速度のため、角加速度が必要なければ設定なしとします。
入力ファイルのサンプルは以下です。
$
SUBCASE 1
LABEL loadstep1
ANALYSIS STATICS
SPC = 1
LOAD = 2
OLOAD(H3D) = ALL
$
BEGIN BULK
$
GRID 1 0.0 0.0 0.0
GRID 2 10.0 0.0 0.0
$
CONM2 2 2 0 3.0 0.0 0.0 0.0
$
CBUSH 1 1 1 2 0
$
PBUSH 1 K100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
$
RFORCE 2 1 05.0 0.0 0.0 1.0
+ 0.0
$
SPC 1 1 123456 0.0
ENDDATA
$
回転軸から10の距離の位置に3の質量ついているとします。
遠心力 F = mrω^2 = mr(2πA)^2 = 29607
であり、結果のApplied Forceでもおおよそ同じ値が得られていることが確認できます。