寸法最適化の設計変数の初期値・上下限値の一括変更
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Altair Employee
寸法最適化では一つ一つの設計変数に対して初期値・上限値・下限値を設定します。
例えばシェルプロパティ(PSHELL)の板厚値を設計変数にしたい場合は、HyperMeshでは、Analysis/optimization/gaugeを用いることで一括定義が可能です。
もしgaugeを用いずに設計変数を定義された場合、以下のような場面で困ります(一つ一つ設計変数値を変更するのは作業工数が必要です)。
・ 設計変数の幅(上下限値)を広げたい
・ 以前の最適化計算結果から最適板厚値を適用済みであり、これを初期値としたい
・ 初期値を変えて再度計算することでより良い解を見つけたい
設計変数の初期値や上限値・下限値を一括で変更するカードがあります。DESVARGです。
HyperMeshではAnalysis/control cardsパネルで設定可能です。
INIT,LB,UBがそれぞれ初期値、下限値、上限値になります。
もし初期値をPSHELLの板厚値にしたい場合はINIT欄に「ANALYSIS」と入力します。
また、全ての設計変数ではなく、一部の設計変数のみ変更したい場合は、予めentity setsで設計変数グループを作成(SET_DESVARタイプ)しておき、
DESVARGカードのSET部分でそのセットIDを割り当てます。
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