効率的なフロー(ジョブ)実行とは具体的にどのような動作になりますか?
fukushima
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フローを構成する各ジョブ実行に必要なハードウエアリソース(CPUやメモリ等)とソフトウエアリソース(アプリケーションソフトのライセンス)を指定すると、FTがリソースの空き状況を確認しながら自動でジョブを順次実行します。
また、ジョブの依存関係から並列実行が可能であればFTは並列でジョブを実行します。
エラー停止の場合、エラー修正箇所から再実行できるので、時間の節約になります。
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FlowTracerを使った効率的なフローの実行に例を示します。
下に示されたフローは、図1(左側)がすべてのジョブが正常に終了したもの。図2(右側)は、ジョブの一つがエラーで終了したものです。
図1 エラーなしで完了 図2 エラーで一部未完
FlowTracerを使うメリットとして、以下ものがあります。
- フローの状態(緑:実行完了、赤:エラー、紫:未実行等)がリアルタイムで色分け表示されるため、フローがどこまで終了したかがすぐに分かります。また、エラーが出た場合は、どのジョブに問題があるかがすぐに分かります。
- エラー箇所以下はフローの実行が停止されますが、そのエラーに影響を受けないジョブはそのまま実行されます。そのため、図2の右下の部分は、左下の部分がエラー影響を受けないので、そのまま実行され完了しています。
- エラーの修正後、フローの再実行は一番最初からではなくエラー個所から始めることが出来ます。そのためすでに実行出来ている部分の再実行に時間を費やし時間を無駄にする必要がありません。そのため、以下の様に時間短縮が図れます。
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